画像をクリックすると拡大します。
解説は画像の下の欄から掲載してあります。





FH0001 

FH0063 

FH0065 

FH0066 

FH0070

FH0071 

FH0075 

FH0083 

FH0106 

FH0115 

IMGP1253 

DSC_3041 

DSC_5087 

 

 



〔103系直流通勤形電車関連の解説〕

103系電車は、日本国有鉄道(国鉄)が設計・製造した直流通勤形電車。
国鉄通勤形電車として、当時の国鉄の財政・設備・保守などの
各事情を考慮の上で経済性を最重視して設計され、
1963年(昭和38年)3月から、
1984年(昭和59年)1月までの21年間に3,447両が製造された。

画像番号FH0071.JPGの画像は、
103系スカイブルー色・京浜東北線・仙石線

画像番号FH0075.JPGの画像は、
103系エメラルドグリーン・常磐線快速

画像番号FH0083.JPGの画像は、
103系カナリアイエロー色・総武緩行線

仙石線
1979年より仙石線の旧形車(主に72系)の置換えのため、
首都圏各線への0番台ATC対応車投入で捻出された
山手線・京浜東北線・横浜線・青梅・五日市線で運用されていた
0番台初期車が転用された。首都圏とは異なる寒冷地の仙石線事情から、
投入時に以下の改造を施工した。
塗装をスカイブルーに統一。
出入り口の半自動ドア化。
客室ヒーターの増設。
タブレット使用区間が存在したため、
乗務員室扉直後の戸袋窓をタブレット衝突による破損防止の観点から埋込。
2人乗務用に運転室助士側に座席とワイパーを増設。
前面窓ガラスにデフロスタを取付(後に熱線入ガラスと交換されたため撤去)。
ATS-S形車上装置の搭載。
全車JR東日本に継承されたが、1993年までに全車廃車となった。

仙石線への車両更新車の投入
1989年以降に在来形本系列置換え用として仙石線に入線した車両は、
車両更新工事が施工されたが、通常の更新車と異なり、以下の改造が施工された。
窓を上段下降・下段固定のユニット窓に交換、
ドアを窓が大きいタイプに交換、
車両更新を終えてから転入した3編成は窓とドアの交換が省略

前面窓を2枚窓化
運行番号表示器の列車愛称・種別表示器
のちに扇風機やベンチレーターの撤去も施工されたが、
更新車も老朽化が進み205系3100番台に置換えが決定し、
2004年7月までに17編成が運用を終了し、廃車・解体された。

画像番号FH0063.JPGの画像は、
103系仙石線 新仙石線色

画像番号FH0065.JPGの画像は、
103系仙石線 旧仙石線色 快速うみかぜ
RT236編成

画像番号FH0066.JPGの画像は、
103系仙石線 旧仙石線色 RM94編成 

画像番号FH0083.JPGの画像は、
103系仙石線 旧仙石線色

画像番号FH0115.JPGの画像は、
103系仙石線 旧仙石線色


〔107系直流通勤形電車関連の解説〕

107系電車は、東日本旅客鉄道(JR東日本)の直流通勤形電車。
1988年(昭和63年)から1991年(平成3年)にかけて製造された。
165系の部品を流用した北関東地区のローカル線用で2両編成。
1980年代後半の日光線・両毛線など北関東支線区の普通列車には、
急行列車の廃止により165系急行形電車が多数転用されていた。

0番台
1988年5月から10月にかけて大宮・大井・大船の各工場ならびに、
新津車両所で製造された
日光線165系置換用2両編成x8本の計16両のグループ。
小山電車区(現・小山車両センター)に配置されていた。
車体塗装は公募によって決定したもので、
クリーム10号を地色とし緑14号で日光線の頭文字「N」をあしらい、
前位寄り雨樋下にワンポイントとして、
「神橋」をイメージした赤1号を配したものである。
2008年3月から車体にステッカーの貼付が行われ、
2009年3月からは以下の塗色変更がN2編成から実施され、
2010年1月17日をもって全編成の変更が完了。
旧塗色での運用を終了した。
2013年3月16日に実施されたダイヤ改正により、
全車が205系600番台4両編成4本に置き換えられ、定期運用を終了した。

画像番号FH0001.JPGの画像は、
107系0番台N1編成(旧塗装)

画像番号FH0070.JPGの画像は、
107系0番台日光線

画像番号IMGP1253.JPGの画像は、
107系0番台N8編成(新塗装)


100番台
0番台製造後の1988年11月から製造開始された
高崎支社管内地域輸送用の2両編成x19本計38両のグループ。
0番台に加え後述する2次車からは長野・郡山の両工場も製造を行った。
新前橋電車区(現・高崎車両センター)に配置され現在も引続き運用されている。
車体塗色はクリーム10号に緑14号とピンクの帯を窓下に通したものであるが、
1988年 - 1989年上期製造の1次車(101 - 105)と、
1989年下期 - 1991年製造の2次車 (106 - 119) では、
外観上の設計変更が行われ、後者では戸袋窓の廃止と窓割が変更されたほか、
新製時からATS-P形も搭載する。
0番台との併結運転も可能であるが、
相違点は砂撒装置や霜取パンタグラフは装備せず、
耐雪ブレーキを装備するほか、信越本線横川 - 軽井沢間の
碓氷峠でEF63形による牽引・推進運転に対する横軽対策が施工され、
識別のため側面形式標記の直前に 40 mm 径の丸印標記
(Gマーク:「●」標記)が取付られた。

画像番号FH0106.JPGの画像は、
107系100番台(2次形)編成番号不明 

画像番号DSC 3041.JPGの画像は、
107系100番台4両(2次形)編成番号不明

画像番号DSC 5087.JPGの画像は、
107系100番台4両(2次形)編成番号不明