画像をクリックすると拡大します。
解説は画像の下の欄から掲載してあります。
〔ジョイフルトレイン気動車関連の解説〕
グラシア
1989年に登場したに登場したキハ28・58形気動車改造の3両編成。
キロ59 510・511、キロ29 506 で構成されていた。
仙台支社が保有していた。
当初はグリーン車扱いだったが普通車扱いに変更
(キロ59 → キハ59、キロ29 → キロ59・車番は同じ)。
2003年5月を最後に「グラシア」としては引退し、
同年7月に「こがね」としてリニューアルされた。
全車両がグリーン車扱いである。
画像番号FH0108.JPGの画像は、
キロ59形・29形グラシア
キハ58系こがね
東日本旅客鉄道(JR東日本)が2003年(平成15年)から、
2010年(平成22年)まで保有していたジョイフルトレインと呼ばれる鉄道車両である。
当初は全車両ともグリーン車扱いであったが、
2000年(平成12年)3月30日に普通車へ車種変更され、
等級記号が「ロ」から「ハ」になった。
2003年(平成15年)にジョイフルトレイン「グラシア」から、
「こがね」にリニューアルを施工され再改造されたが、
2010年12月26日をもって引退となった。
画像番号IMG 9836.JPGの画像は、
キハ58系こがね
Kenji
日本の詩人、童話作家である岩手県花巻市出身の
宮沢賢治にちなんだネーミング。
キハ58系気動車を改造した3両編成。
キハ58 650・1505・キハ28 2010で構成されています。
盛岡支社が保有、盛岡車両センターに所属している。
1992年に岩手県で行なわれた三陸・海の博覧会にあわせて、
旅客輸送のための列車を運行することになり、
休車になっていた2両を盛岡支社へ転属させた上で、
新たにキハ58を1両、ほぼ同形態の外見と仕様で追加改造した。
また、東日本旅客鉄道のDMH17系エンジン淘汰の方針により、
3両ともエンジンは新型に換装されている。
この時、全車両が普通車に格下げされ、2両は原番号に戻された。
車体外部塗装は白をベースに青色系の濃淡の帯が入るものとなった。
上の写真のように緑に金帯の外観となったが、
2013年12月には青に金帯の外観となっている。
2013年現在、JR線上において唯一営業運転に就いているキハ58系の車両となっている。
1992年7月4日より「三陸マリンライナー」として運行を開始し、
三陸・海の博覧会終了後は「Kenji」として、
団体用を中心に「さんりくとれいん」号などの臨時列車で運用されている。
画像番号FH0088.JPGの画像は、
キハ58・28形、Kenji 一代目塗装、
画像番号IMG 0188.JPGの画像は、
キハ58・28形、Kenji 二代目塗装、
画像番号DSC 4184.JPGの画像は、
キハ58・28形、Kenji 三代目塗装、
「越乃 Shu*Kura コシノ シュクラ」
「越乃Shu*Kura」は、2014年4月から6月にかけて開催中の
「新潟デスティネーションキャンペーン」の一環として、
郡山総合車両センターで改造製作された。
2014年5月2日より「越乃Shu*Kura」として、
高田駅 - 十日町駅間(上越線・飯山線経由)で運転を開始した。
キハ48-558+キハ48-1542+キハ40-552の普通車3両編成で、
車両番号は改造前と変わっていない。
1号車はびゅう旅行商品専用車両となっている。
越後の酒蔵と豊かな自然をイメージ。 shu=酒、kura=蔵、*=米・雪・花
「酒」をコンセプトとして「乗る」こと自体が目的とする列車とし、
「酒蔵」をモチーフとした車内には様々なタイプの座席やサービスカウンター、
イベントスペースを設置されている。
車内では、新潟県の銘酒・銘品を楽しむことができる。
また、「越乃Shu*Kura」は”酒”にゆかりのあるコーディネーターの提案を取り入れながら、
乗客に楽しんでもらう車内サービスを提供する。
画像番号DSC 6638.JPGの画像は、
越乃Shu*Kura
びゅうコースター風っこ
びゅうコースター風っこは、
キハ48形をトロッコ気動車に改造した車両で、
仙台支社が2000年から運用を開始した。
従来、仙台支社では貨車を改造したトロッコ車両を保有していたが、
運転時の入れ換え作業や保安要員の配置など運行コストの問題を抱えていた。
本編成はこれら貨車編成の置き換え用で、
キハ48 547・1541を種車として改造した。
機関はDMF14HZに換装している。
車体側面を大きく開口させ、
外気を存分に感じることができるようにするとともに、
冬季には寒気対策のために開口部にガラス戸をはめ込んだり、
取り付けられたストーブを焚くことができる。
また開口部の下部にはガラス戸を設置し、さらに開放感を高めている。
外装は、春から夏に掛けての車窓の自然をイメージした
緑(若葉)、青(川・湖)、白(雲)、黄(光)をちりばめた爽やかなものである。
車内には、難燃木材を使用した木製座席が設けられ、
各ボックスにはテーブルが設置された。
天井は骨組みを剥き出しにし、
白熱灯を用いてレトロで暖かみのある雰囲気を創り出している。
画像番号IMG 1925.JPGの画像は、
キハ48形びゅうコースター風っこ
リゾートみのり
「リゾートみのり」は、2008年10月から12月にかけて開催された
「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」の一環として、
郡山総合車両センターで改造製作された。
2008年10月1日より「リゾートみのり」として、
仙台駅 - 新庄駅間(東北本線・陸羽東線経由)で運転を開始した。
「みのり」の愛称は一般公募により決定したもので、
陸羽東線のキーワードである「稲穂」=実りある収穫、
「温泉」=実りあるひととき、「紅葉」=実りの秋、
そして「実り多い旅にしてほしい」という意味が込められている。
東京方先頭1号車から順にキハ48 550+キハ48 549+キハ48 546の普通車3両編成で、
車両番号は改造前と変わっていない。
画像番号DSC 4552.JPGの画像は、
リゾートみのり
HB-E300系気動車
東日本旅客鉄道(JR東日本)の観光用気動車。
JR東日本が開発した次世代型ハイブリッド気動車で、
JR東日本では本系列以降、ハイブリッド気動車についてはキハE200形のような従来の
「キ」から始まる形式称号に替えて、「HB-」の記号を用いることとしている。
2010年に長野地区「リゾートビューふるさと」で運用が開始され、
秋田地区「リゾートしらかみ 青池」
青森地区「リゾートあすなろ」にも続いて導入された。
2016年には「リゾートしらかみ ?」、
2019年10月からは新潟地区「海里」にも導入された。
以下、「ふるさと」「あすなろ」「?」「青池」「海里」と略す。
HB-E300系気動車リゾートあすなろ
東日本旅客鉄道(JR東日本)と青い森鉄道が、
新青森駅 - 蟹田駅・三厩駅・大湊駅・八戸駅間および、
八戸駅 - 大湊駅間を、奥羽本線・津軽線・青い森鉄道線・大湊線経由で、
運行している臨時快速列車である。
快速「リゾートあすなろ」は、
2010年12月4日の東北新幹線全線開業に伴い、
新青森駅で新幹線と接続する観光列車として運行を開始した。
発着駅によって列車名が異なっており、
蟹田駅発着の列車は「リゾートあすなろ津軽蟹夫」、
三厩駅発着の列車は「リゾートあすなろ竜飛」、
大湊駅発着の列車は「リゾートあすなろ下北」、
八戸駅発新青森駅着の列車は「リゾートあすなろ青森」、
新青森駅発八戸駅着の列車は「リゾートあすなろ八戸」を名乗っているが、
2020年時点では原則として「下北」のみの運行となっている。
蟹田駅発着の列車は当初「リゾートあすなろ津軽」の列車名であったが、
蟹田駅の観光駅長「津軽蟹夫」にちなんで2012年10月より現在の列車名に変更された。
名前の由来は、青森の県木「青森ヒバ」の別名で、
明日への希望をイメージさせる“あすなろ”。
カラーリングは、夏祭りの熱気を表す「赤」、
下北半島に咲く菜の花畑の「黄」、
豊かな森をイメージした「緑」の3色で、
青森らしさを表現している。
画像番号DSC 8800.JPGの画像は、
HB−E300系リゾートあすなろ AH2編成
さとの SATONO AH2編成
SATONO(さとの)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が保有する鉄道車両の愛称で、
観光列車と呼ばれる車両の一種である。
東北地方の新たな観光列車として、運行を開始。
コンセプトは「東北の文化・自然・人に出会う旅へ 」。列車名の「SATONO」は、
車窓から眺める、郷の景色。
降り立った瞬間の、郷の香り。郷の人・食・文化、
ここで出会う一つひとつが、まるでふるさとのように懐かしくて温かい。
ゆっくりと、のんびりと、
東北の豊かな風土を味わいながら列車旅を楽しんでいただきたい。
という想いから。
なお、運行開始にあたってHB-E300系では「ひなび(陽旅)」に続き、
2例目となるグリーン車が登場した。
画像番号CIMG1364.JPGの画像は、
HB−E300系 さとの SATONO
キハ110系 TOHOKU EMOTION
八戸線で運転されるジョイフルトレイン「Tohoku Emotion」専用車として、
2013年9月26日に郡山総合車両センターで改造された。
新しい東北を発見・体験」することにこだわった列車で、
キハ110系気動車3両を改造し、列車全体を「移動するレストラン」列車である。
画像番号CIMG0746.JPGの画像は、
キハ110系 TOHOKU EMOTION
クルージングトレイン
1997年3月の秋田新幹線開業と同時に五能線で、
運転を開始したリゾートしらかみ・青池編成は、
2010年11月末をもって営業運転を終了したが、
2両編成となり名称もクルージングトレインとして運転されることになった。
先頭・側面のロゴは“CRUISING TRAIN”に貼り替えられている。
画像番号IMG 1768.JPGの画像は、
キハ48形改「クルージングトレイン」
ふるさと
ふるさと1995年、水戸支社においてキハ48 534・548及び、
キハ40 2138をお座敷車に改造したもので、
それぞれキロ48 1・2とキロ40 1に改番され、
編成としては「漫遊」と命名された。
2000年に仙台支社に転出し、「ふるさと」と改称されている。
キロ48 1には「華 (HANA)」、キロ48 2には「風 (FU)」、
キロ40 1には「月 (GETSU)」の愛称が付され、
車体はそれぞれ日本の伝統色である緑・紫・紅を基本色とし、
その下部に金色を配して華やかさを演出している。
本系列唯一のグリーン車であったが、
2003年4月に普通車扱いに変更され、
キハ40 2501とキハ48 2501・2502に改番された。
画像番号IMG 0702.JPGの画像は、
キハ40系お座敷気動車ふるさと 上野方
画像番号IMG 1405.JPGの画像は、
キハ40系お座敷気動車ふるさと
画像番号DSC 7202.JPG・DSC 7203.JPGの画像は、
お座敷列車ふるさとラストラン
コミックトレイン
JR東日本 仙台支社小牛田運輸区所属の
キハ40系お座敷列車「ふるさと」にアニメキャラクターラッピングした。
JR東日本 仙台支社と盛岡支社が、
出版事業を通じて被災地の支援活動を行っている
<大震災>出版対策本部の取り組みに賛同し、
観光面からの復興支援と地域活性化を目的として企画。
東北本線、石巻線、釜石線、磐越東線で、
マンガキャラクター 「ONE PIECE」、「ダイヤのA」、
「名探偵コナン」をラッピングした車両である。
「マンガでつな GO 東北」
1号車 ONE PIECE
2号車 ダイヤのA
3号車 名探偵コナン
画像番号DSC 7188.JPG・DSC 7194.JPGの画像は、
コミックトレイン
キロ40系お座敷漫遊
漫遊(まんゆう)は、1995年に東日本旅客鉄道(JR東日本)が改造し、
所有する団体臨時列車用の和式気動車で、
ジョイフルトレインと呼ばれる車両の一種である。
現在では「ふるさと」と名前を変えている。
JR東日本水戸支社では1991年より、
洋風電車「リゾートエクスプレスゆう」を所有し団体列車を中心に運用していたが、
和式車両の必要性も生じてきたため、
新たなお座敷列車である「漫遊」を製作した。
編成愛称は、『水戸黄門漫遊記』から採られている。
同支社の水郡線など、非電化路線での使用を考慮し、
キハ40形1両とキハ48形2両の気動車を改造した。
キハ40系では、最初で最後のグリーン車であるキロ40形とキロ48形が誕生した。
編成は以下の3両で構成される。
3両固定編成でなく、キロ40 1+キロ48 1やキロ48 1+キロ48 2
などの2両編成でも使用された。
全車両がグリーン車扱いである。
画像番号FH0015.JPG・FH0016.JPGの画像は、
キロ40系お座敷漫遊
キハ100形 POKEMON with YOU トレイン
JR東日本盛岡支社は、ポケモンの被災地活動”POKEMON with YOU”の協力のもと、
ポケモントレイン号の運転を開始
東北を中心に走行している気動車キハ100系をリニュールしたポケモントレイン号。
一ノ関運輸区配置のキハ100形のうち2両が「POKEMON with YOUトレイン」に改造
キハ100-1・キハ100-3
「POKEMON with YOU(ポケモン ウィズ ユー)」は、
ポケモンの行う東日本大震災で被災したこどもたちに向けた支援活動の総称です。
ポケモンセンタートウホク(宮城県仙台市)を拠点として、
ワゴンによる仮設住宅の訪問活動や、
缶バッジを始めとしたチャリティ商品の販売なども行なっています。
また、 こどもの支援に特化した「POKEMON with YOU募金」も運営しています。
POKEMON with YOU トレイン
6月22日(土)・23日(日)東北本線
区間:福島駅〜郡山駅・郡山駅〜新白河駅間
画像番号DSC 0530.JPGの画像は、
POKEMON with YOU トレイン
ポケモン新白河郡山2号 9126D
リニューアル
内外装は2017年7月15日から、
「親子でピカチュウと楽しむ列車」をコンセプトとした新しいデザインとなった。
車両の外観はピカチュウの姿をイメージしており、
側面にも遊んでいるたくさんのピカチュウが描かれている。
車内もピカチュウの色である黄と茶が基調に、
遊び場がある「プレイルーム車両」には、
運転台や機関室をモチーフにした遊具や寝そべったピカチュウなどがあり、
運転士の気分を味わったりピカチュウになりきって親子で写真を撮ることができる。
画像番号DSC 8050.JPGの画像は、
Pokemon with you トレイン常磐線 岩沼にて
キハ141系気動車 SL銀河鉄道用
北海道旅客鉄道(JR北海道)に所属する一般形気動車で、
キハ141形、キハ142形、キハ143形およびキサハ144形の総称である。
札幌市周辺の人口増加により、
沿線の都市化が急速に進んだ札沼線(学園都市線)の輸送力増強を目的として、
1990年(平成2年)から投入された。
電車や気動車への置き換えで余剰となっていた
50系客車(オハフ51形)を改造して製作された。
客車 (Passenger Car) 改造のディーゼル動車 (Diesel Car) であることから、
PDCとも呼ばれる。
客車の気動車化改造は、根本的な強度構造の違いから来る車体重量の違いから、
国鉄・私鉄ともにほとんど成功例がないが、
本系列は客車としては軽量な50系客車に、
新世代の軽量高回転エンジン(DMF13HS系エンジン)を組み合わせることによって、
一定以上の成果を引き出した。
4形式で合計44両が製作され、オハフ51形の2/3が本系列に改造された。
客車から気動車への改造車としては日本最多である。
他系列同様、車体にコーポレートカラーの萌黄色の帯を巻いているが、
外板の地色は白ではなく、ライトグレーとなっている。
画像番号DSC 2502.JPGの画像は、
SL銀河鉄道用客車
キハ143-701+キサハ144-702+キサハ144-701+キハ142-701の4両
画像番号DSC 8086.JPGの画像は、
SL銀河鉄道用客車
キハ143-701+キサハ144-702+キサハ144-701+キハ142-701の4両