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解説は画像の下の欄から掲載してあります。
103系電車
日本国有鉄道(国鉄)が設計・製造した直流通勤形電車。
国鉄通勤形電車として、当時の国鉄の財政・設備・保守などの
各事情を考慮の上で経済性を最重視して設計され、
1963年(昭和38年)3月から1984年(昭和59年)1月までの
21年間に3,447両が製造された。
103系の場合、通勤形車両として大量に生産されたことから、
製造時期や使用目的などにより、様々な設計変更や、
後述する番号の重複を避けるため、番台区分が行われた。
そのため、車番によりおよその仕様の判別が可能である。
0番台
1964年から1984年まで計3184両が製造された、103系の基本形式である。
非常に長期にわたり大量に製造されたため、
途中で様々な改良が加えられている。
製造時期ごとに解説する。
以下の分類は製造年度ではなく製造年による区分である。
仙石線
1979年より仙石線の旧形車(主に72系)の置換えのため、
首都圏各線への0番台ATC対応車投入で捻出された
山手線・京浜東北線・横浜線・青梅・五日市線で運用されていた
0番台初期車が転用された。
首都圏とは異なる寒冷地の仙石線事情から、投入時に以下の改造を施工した。
塗装をスカイブルーに統一。
出入り口の半自動ドア化。
客室ヒーターの増設。
タブレット使用区間が存在したため、
乗務員室扉直後の戸袋窓をタブレット衝突による破損防止の観点から埋込。
2人乗務用に運転室助士側に座席とワイパーを増設。
前面窓ガラスにデフロスタを取付(後に熱線入ガラスと交換されたため撤去)。
ATS-S形車上装置の搭載。
仙石線への車両更新車の投入
1989年以降に在来形本系列置換え用として仙石線に入線した車両は、
車両更新工事が施工されたが、通常の更新車と異なり、改造が施工された。
全車JR東日本に継承されたが、2009年10月21日を最後に営業運転を終了。
同月26日に郡山総合車両センターへ廃車回送され、2010年1月に解体された。
仙台車両センター宮城野派出所RT-213編成
画像番号IMG 0768.JPGの画像は、
クハ103−213
新製落成日、1973(昭和48)年1月29日、新製配置、豊田、製造、日本車輌
転属日、1981(昭和56)年11月1日、転属配置先、津田沼
転属日、1986(昭和61)年9月1日、転属配置先、習志野
転属日、1997(平成9)年7月18日、転属配置先、宮城野
廃車日、2003(平成15)年9月10日、宮城野
画像番号IMG 0766.JPGの画像は、
モハ103−266
新製落成日、1973(昭和48)年4月8日、新製配置、池袋、製造、汽車会社
転属日、1986(昭和61)年3月3日、転属配置先、山手
転属日、1988(昭和63)年3月24日、転属配置先、習志野
転属日、1992(平成4)年6月5日、転属配置先、宮城野
廃車日、2003(平成15)年9月10日、宮城野
画像番号IMG 0764.JPGの画像は、
モハ102−421
新製落成日、1970(昭和45)年4月8日、新製配置、池袋、製造、汽車会社
転属日、1986(昭和61)年3月3日、転属配置先、山手
転属日、1988(昭和63)年3月24日、転属配置先、習志野
転属日、1992(平成4)年6月5日、転属配置先、宮城野
廃車日、2003(平成15)年9月10日、宮城野
画像番号IMG 0762.JPGの画像は、
クハ103−214
新製落成日、1973(昭和48)年1月29日、新製配置、豊田、製造、日本車輌
転属日、1981(昭和56)年11月1日、転属配置先、津田沼
転属日、1986(昭和61)年9月1日、転属配置先、習志野
転属日、1997(平成9)年7月18日、転属配置先、宮城野
廃車日、2003(平成15)年9月10日、宮城野
仙台車両センター宮城野派出所RT-235編成
画像番号IMGP1090.JPGの画像は、
クハ103−235
新製落成日、1973(昭和48)年2月1日、新製配置、豊田、製造、近畿車輌
転属日、1982(昭和57)年3月12日、転属配置先、津田沼
転属日、1986(昭和61)年9月1日、転属配置先、習志野
転属日、1990(平成2)年6月8日、転属配置先、陸前原ノ町
転属日、1991(平成3)年3月16日、転属配置先、宮城野
転属日、2003(平成15)年10月1日、転属配置先、仙台
廃車日、2009(平成21)年10月28日、宮城野
画像番号IMGP1092.JPGの画像は、
モハ103−343
新製落成日、1973(昭和48)年2月7日、新製配置、豊田、製造、川崎重工
転属日、1982(昭和57)年3月18日、転属配置先、津田沼
転属日、1986(昭和61)年9月1日、転属配置先、習志野
転属日、1990(平成2)年6月8日、転属配置先、陸前原ノ町
転属日、1991(平成3)年3月16日、転属配置先、宮城野
転属日、2003(平成15)年10月1日、転属配置先、仙台
廃車日、2009(平成21)年10月28日、宮城野
画像番号IMGP1091.JPGの画像は、
モハ102−499
新製落成日、1973(昭和48)年2月7日、新製配置、豊田、製造、川崎重工
転属日、1982(昭和57)年3月18日、転属配置先、津田沼
転属日、1986(昭和61)年9月1日、転属配置先、習志野
転属日、1990(平成2)年6月8日、転属配置先、陸前原ノ町
転属日、1991(平成3)年3月16日、転属配置先、宮城野
転属日、2003(平成15)年10月1日、転属配置先、仙台
廃車日、2009(平成21)年10月28日、宮城野
画像番号IMGP1093.JPGの画像は、
クハ103−236
新製落成日、1973(昭和48)年2月1日、新製配置、豊田、製造、近畿車輌
転属日、1982(昭和57)年3月12日、転属配置先、津田沼
転属日、1986(昭和61)年9月1日、転属配置先、習志野
転属日、1990(平成2)年6月8日、転属配置先、陸前原ノ町
転属日、1991(平成3)年3月16日、転属配置先、宮城野
転属日、2003(平成15)年10月1日、転属配置先、宮城野
廃車日、2009(平成21)年10月28日、宮城野
車両更新工事仙石線対応改造車(JR東日本)
クハ103-235 (Tc)
石巻方の制御車。
洋式トイレと車椅子スペースを設置。
定員134(座席46)名。
モハ103-343 (M)
モハ102-1とユニットを組む電動車で、
パンタグラフをシングルアーム式2基と主制御器を搭載する。
定員144(座席54)名。
モハ102-490(M')
モハ103-1とユニットを組む電動車で、
電動発電機と空気圧縮機を搭載する。
定員144(座席54)名。
クハ103-236 (Tc)
あおば通方の制御車。
定員136(座席48)名。
仙台車両センター宮城野派出所RT-371編成
画像番号IMG 0754.JPGの画像は、
クハ103−372
新製落成日、1976(昭和51)年10月13日、新製配置、浦和、製造、日本車輌
転属日、1997(平成9)年7月18日、転属配置先、宮城野
廃車日、2003(平成15)年8月5日、宮城野
画像番号IMG 0758.JPGの画像は、
モハ102−365
新製落成日、1969(昭和44)年3月20日、新製配置、品川、製造、汽車会社
転属日、1982(昭和56)年10月7日、転属配置先、蒲田
転属日、1989(平成元)年5月21日、転属配置先、浦和
転属日、1997(平成9)年7月18日、転属配置先、宮城野
廃車日、2003(平成15)年8月5日、宮城野
画像番号IMG 0756.JPGの画像は、
モハ103−210
新製落成日、1969(昭和44)年3月20日、新製配置、品川、製造、汽車会社
転属日、1982(昭和56)年10月7日、転属配置先、蒲田
転属日、1989(平成元)年5月21日、転属配置先、浦和
転属日、1997(平成9)年7月18日、転属配置先、宮城野
廃車日、2003(平成15)年8月5日、宮城野
画像番号IMG 0760.JPGの画像は、
クハ103−371
新製落成日、1976(昭和51)年10月13日、新製配置、浦和、製造、日本車輌
転属日、1997(平成9)年7月18日、転属配置先、宮城野
廃車日、2003(平成15)年8月5日、宮城野
RM90編成 陸前原ノ町電車区
画像番号IMG 0772.JPGの画像は、
クモハ103−90
新製落成日、1967(昭和42)年1月13日、新製配置、蒲田、製造、汽車会社
転属日、1986(昭和61)年3月3日、転属配置先、浦和
転属日、1989(平成元)年4月13日、転属配置先、中原
転属日、1992(平成4)年6月1日、転属配置先、宮城野
廃車日、2003(平成15)年3月3日、宮城野
画像番号IMG 0776.JPGの画像は、
モハ102−209
新製落成日、1967(昭和42)年1月13日、新製配置、蒲田、製造、汽車会社
転属日、1986(昭和61)年3月3日、転属配置先、浦和
転属日、1989(平成元)年4月13日、転属配置先、中原
転属日、1992(平成4)年6月1日、転属配置先、宮城野
廃車日、2003(平成15)年3月3日、宮城野
画像番号IMG 0774.JPGの画像は、
サハ103−169
新製落成日、1966(昭和41)年12月13日、新製配置、下十条、製造、帝国車輌
転属日、1986(昭和61)年3月3日、転属配置先、浦和
転属日、1992(平成4)年6月1日、転属配置先、宮城野
廃車日、2003(平成15)年3月3日、宮城野
画像番号IMG 0778.JPGの画像は、
クハ103−583
新製落成日、1966(昭和41)年12月3日、新製配置、下十条、製造、川崎車輌
転属日、1986(昭和61)年3月3日、転属配置先、浦和
転属日、1989(平成元)年4月13日、転属配置先、中原
転属日、1992(平成4)年6月1日、転属配置先、宮城野
廃車日、2003(平成15)年3月3日、宮城野
RM94編成 陸前原ノ町電車区
画像番号IMG 0780.JPGの画像は、
クハ103−580
新製落成日、1966(昭和41)年11月28日、新製配置、下十条、製造、川崎車輌
転属日、1986(昭和61)年3月3日、転属配置先、浦和
転属日、1988(昭和63)年4月16日、転属配置先、豊田
転属日、1992(平成4)年7月14日、転属配置先、宮城野
廃車日、2003(平成15)年2月12日、宮城野
画像番号IMG 0782.JPGの画像は、
サハ103−115
新製落成日、1966(昭和41)年3月28日、新製配置、蒲田、製造、近畿車輌
転属日、1977(昭和52)年11月11日、転属配置先、三鷹
転属日、1981(昭和56)年8月26日、転属配置先、豊田
転属日、1983(昭和58)年7月30日、転属配置先、松戸
転属日、1985(昭和60)年9月7日、転属配置先、豊田
転属日、1992(平成4)年7月14日、転属配置先、宮城野
廃車日、2003(平成15)年2月12日、宮城野
画像番号IMG 0784.JPGの画像は、
モハ102−215
新製落成日、1966(昭和41)年12月20日、新製配置、下十条、製造、近畿車輌
転属日、1986(昭和61)年3月3日、転属配置先、浦和
転属日、1988(昭和63)年4月16日、転属配置先、豊田
転属日、1992(平成4)年7月14日、転属配置先、宮城野
廃車日、2003(平成15)年2月12日、宮城野
画像番号IMG 0786.JPGの画像は、
クモハ103−94
新製落成日、1966(昭和41)年12月20日、新製配置、下十条、製造、近畿車輌
転属日、1986(昭和61)年3月3日、転属配置先、浦和
転属日、1988(昭和63)年4月16日、転属配置先、豊田
転属日、1992(平成4)年7月14日、転属配置先、宮城野
廃車日、2003(平成15)年2月12日、宮城野
クモハ103形 (Mc)
クモハ103-1〜155
モハ102形またはクモハ102形とユニットを組むで、
1965(昭和40)年に京浜東北線への103系投入時に、
登場したモハ102形またはクモハ102形とユニットを組む制御電動車で、
1968(昭和43)年まで新製された。
3両?5両を組成する場合にはこの形式が必要となる。
モハ103形を制御車にした設計で、パンタグラフ(PS16)、
主制御器(CS20A、62以降はCS20C)、主抵抗器を装備している。
台車はDT33、定員136(座席48)名。
モハ103形 (M)
クモハ102形またはモハ102形とユニットを組む電動車で、
クモハ103形と同様にパンタグラフと主制御器を搭載する。
103系の中間電動車(M)。
制御装置およびパンタグラフ(PS33)を装備する。
台車はDT33、定員144(座席54)名。
モハ103-1〜278
1964〜70(昭和39〜45)年に新製されたグループ。
主制御器はCS20Aで、74〜はCS20Cに変更された。
定員144(座席54)名。
モハ103-331〜793
1973〜84(昭和48〜59)年に新製されたグループで、
新製時より冷房車となっている。
なお、昭和48年新製車の一部(373〜382)は非冷房車として新製され、
後に冷房化改造された。
定員144(座席54)名。
モハ102形 (M')
モハ102-1〜433
1964〜70(昭和39〜45)年に新製されたグループ。
103系の中間電動車(M')で、クモハ103形またはモハ103形とユニットを組む。
210kVAMGとCPを装備する。
台車はDT33、定員144(座席54)名。
モハ102-487〜899、2001〜2050
1973(昭和48)年から新製された新製冷房車で、
899以降は番号が2000番代となっている。
昭和48年製の一部は非冷房車として新製された。
定員144(座席54)名。
クハ103形 (Tc)
制御車。
および線区の事情で方向転換した車両を除く0・900・1000・1500番台は、
車番が奇数の車両は奇数向き、偶数の車両は偶数向きの先頭に連結される。
クモハ103形と同時に製造された500番台は偶数向き専用。
定員136(座席48)名。
クハ103-213〜268
1973(昭和48)年に新製された新製冷房車のTc車で、
後位寄りに行先表示器が新設されている。
定員136(座席48)名。
クハ103-269〜499(ATC車)
1974〜81(昭和49〜56)年に新製された103系のTc車で、
山手線・京浜東北線・根岸線・赤羽線のATC化対応車として、
まず準備工事車として落成している。
高運転台となり、前面にはステンレスの飾り帯が取り付けられた。
1978(昭和53)年より新製時よりATCを取付けた車両が登場、
他車も順次取付け工事を行っている。
定員136(座席48)名。
クハ103-501〜638
京浜東北線用として1966〜69(昭和41〜43)年に新製された
偶数向専用の片栓構造車で、外観上は前面2位寄りのジャンパ栓受けがないことで、
区別可能となっている。
定員136(座席48)名。
サハ103形 (T)
サハ103-1〜305
103系の付随車で、1964〜70(昭和39〜45)年に新製された。
定員144(座席54)名。
107系電車
東日本旅客鉄道(JR東日本)の直流通勤形電車。
1988年(昭和63年)から1991年(平成3年)にかけて製造された。
0番台
1988年5月から10月にかけて大宮・大井・大船の各工場ならびに、
新津車両所で製造された日光線165系置換用2両編成8本の計16両のグループ。
小山電車区に配置された。
勾配区間での空転対策としてクモハ107形の正面下部左右に砂箱と、
台車に砂撒き装置を装備するほか、寒冷地での運用も考慮され、
冬期架線霜取用パンタグラフを4 - 8は新製時から装備し、
1 - 3にも1998年に追加装備した。
N8編成
画像番号IMGP1087.JPGの画像は、
クモハ107−8
新製落成日、1988(昭和63)年9月30日、新製配置、小山、製造、大船工場
廃車日、2013(平成25)年6月5日、小山
画像番号IMGP1086.JPGの画像は、
クハ106−8
新製落成日、1988(昭和63)年9月30日、新製配置、小山、製造、大船工場
廃車日、2013(平成25)年6月5日、小山
クモハ107-1〜 (Mc)
奇数向の制御電動車で、抵抗制御装置(抵抗制御)
MG補助電源装置(電動発電機)パンタグラフを搭載。
パンタグラフを前位に増設し、2基を搭載。
定員134(座席56)名。
クハ106-1〜 (Tc')
偶数向制御車で、
空気圧縮機(CP)を搭載。
トイレを設置しており、定員130(座席54)名。
100番台
0番台製造後の1988年11月から製造開始された
高崎支社管内地域輸送用の2両編成19本計38両のグループ。
0番台に加え後述する2次車からは長野・郡山の両工場も製造を行った。
新前橋電車区(現・高崎車両センター)に配置された。
車体塗色はクリーム10号に緑14号とピンクの帯を窓下に通したものであるが、
1988年 - 1989年上期製造の1次車 (101 - 105) と、
1989年下期 - 1991年製造の2次車 (106 - 119) では外観上の設計変更が行われ、
後者では戸袋窓の廃止と窓割が変更されたほか、新製時からATS-P形も搭載する。
0番台との相違点は、砂撒装置や霜取パンタグラフは装備せず、
耐雪ブレーキを装備するほか、
信越本線横川 - 軽井沢間の碓氷峠でEF63形による
牽引・推進運転に対応する横軽対策が施工され、
識別のため側面形式標記の直前に 40 mm 径の丸印
標記(Gマーク:「●」標記)が付された。
0番台との併結運転も可能。
横軽対策実施の電車では安全上の配慮から、
原則として重量の大きい電動車が麓側(横川方)に編成組成されるが、
本系列ではクモハ107形が山側(軽井沢方)を向いた組成となった。
R4編成
画像番号FH0006.JPGの画像は、
クモハ107−104(1次形)
新製落成日、1989(平成元)年2月28日、新製配置、新前橋、製造、大宮工場
転属日、2005(平成17)年12月10日、転属配置先、高崎
廃車日、2017(平成29)年4月21日、高崎
画像番号FH0007.JPGの画像は、
クハ106−104(1次形)
新製落成日、1989(平成元)年2月28日、新製配置、新前橋、製造、大宮工場
転属日、2005(平成17)年12月10日、転属配置先、高崎
廃車日、2017(平成29)年4月21日、高崎
R15編成
画像番号FH0008.JPGの画像は、
クモハ107−115(2次形)
新製落成日、1990(平成元)年3月6日、新製配置、新前橋、製造、郡山工場
転属日、2005(平成17)年12月10日、転属配置先、高崎
廃車日、2017(平成29)年10月12日、高崎
上信電鉄へ
画像番号FH0009.JPGの画像は、
クハ106−115(2次形)
新製落成日、1990(平成元)年3月6日、新製配置、新前橋、製造、郡山工場
転属日、2005(平成17)年12月10日、転属配置先、高崎
廃車日、2017(平成29)年10月12日、高崎
上信電鉄へ
クモハ107-101〜 (Mc)
奇数向の制御電動車で、抵抗制御装置(抵抗制御)
MG補助電源装置(電動発電機)パンタグラフを搭載。
パンタグラフを前位に増設し、2基を搭載。
定員134(座席56)名。
クハ106-101〜 (Tc')
偶数向制御車で、
空気圧縮機(CP)を搭載。
トイレを設置しており、定員130(座席54)名。
205系
1985年(昭和60年)に登場した直流通勤形電車。
当初は日本国有鉄道(国鉄)により、
また国鉄分割民営化後は東日本旅客鉄道(JR東日本)と、
西日本旅客鉄道(JR西日本)により設計・製造された。
500番台 相模線向け
相模線では1991年3月16日から運用を開始し、
国府津車両センターの500番台4両編成 (Tc M M' Tc') が使用されている。
当初は豊田電車区(現・豊田車両センター)所属だったが、
1996年10月に横浜支社が発足し相模線は同支社の管轄とされたため、
1996年12月1日付けで国府津電車区(現・国府津車両センター)に転属した。
2018年5月時点でドア付近のつり革増設工事は行われていない。
なお、2021年11月18日より同線区にE131系電車が総数48両(4両×12 編成)投入、
営業運転を開始し、2022年2月26日をもって全編成が置き換えられ運用を終了した。
画像番号DSC 1090.JPGの画像は、
クハ205−505
新製落成日、1991(平成3)年1月29日、新製配置、豊田、製造、東急車輌
転属日、1996(平成8)年12月1日、転属配置先、国府津
画像番号DSC 1092.JPGの画像は、
モハ205−505
新製落成日、1991(平成3)年1月29日、新製配置、豊田、製造、東急車輌
転属日、1996(平成8)年12月1日、転属配置先、国府津
画像番号DSC 1094.JPGの画像は、
モハ204−505
新製落成日、1991(平成3)年1月29日、新製配置、豊田、製造、東急車輌
転属日、1996(平成8)年12月1日、転属配置先、国府津
画像番号DSC 1096.JPGの画像は、
クハ204−505
新製落成日、1991(平成3)年1月29日、新製配置、豊田、製造、東急車輌
転属日、1996(平成8)年12月1日、転属配置先、国府津
600番台 日光線・宇都宮線向け
日光線で運用されていた小山車両センター所属の107系0番台ならびに、
宇都宮線小金井 - 黒磯間で運用されている
高崎車両センター所属211系置き換え用として、
E233系5000番台投入によって余剰となった
京葉車両センター所属車とE233系7000番台投入によって、
余剰となった川越車両センター所属車に改造工事を施工して落成した番台区分である。
MT比2M2Tの4両編成12本計48両が小山車両センターに配置される計画で、
このうち4本16両が日光線向け、8本32両が宇都宮線向けとされ、
宇都宮線向けは日光線でも運用される。
このうち、Y1 - Y10編成は元京葉車両センター所属車、
Y11・Y12編成は元川越車両センター所属車両のため前面が異なる。
日光線向け車両のラインカラー帯は同線で運用されていた
107系レトロ調塗色車と同様のクラシックルビーブラウン
ゴールド・クリームの3色を配するほか、
車体側面には107系と同じ沿線名所をモチーフにした
エンブレムステッカーを貼り付けている。
一方、宇都宮線向け車両のラインカラー帯はE231系近郊タイプと同様の湘南色を配する。
前面・側面の方向幕は、元京葉車が日光線関係のコマが茶色地に107系と同様のレトロ調フォント、
宇都宮線関係のコマが緑地に通常フォントとされた。
一方、元川越車はLEDをそのまま使用している。
クハ205・204形は、前面運行番号表示器をLED化し、
4両編成2本での併結運用を考慮して電気連結器を追設している。
保安装置はATS-P形に加えATS-SN形を搭載する。
また、クハ205形は、後位4位側に車椅子対応の大形洋式トイレを新設し、
向かいの3位側に車椅子スペースを設置した。
車内は大きな変更はないが、座席モケットと側窓カーテンの交換が実施されている。
また、寒冷地での運用を考慮して客用ドアレール下部へレールヒーターを設置、
客室暖房器の容量を1基あたり750Wから1,000Wのものへ交換・増強した。
客用ドアの半自動対応として、
車内外ドア横への開閉スイッチ新設ならびに室外側にドアチャイムを新設している。
走行機器類に大きな変更はないが、空気圧縮機には耐寒対策を実施、
付帯する除湿装置にはヒータの追加がされたほか、
蓄電池の取り替えなどが実施されている。
モハ205形のパンタグラフはシングルアーム式(PS33F形)に交換し、
併せて霜取り用第2パンタグラフを増設した。
よって、中央東線入線可能を示す「◆」マークも貼られた。
600番台の起動加速度は1.7km/h/s、減速度は3.6km/h/sとされている。
ブレーキ装置は、日光線内の25‰勾配区間を走行することから、
抑速ブレーキと耐雪ブレーキの追加、主抵抗器の容量増大が実施された。
同様の勾配対策として、電動車には車輪の空転防止用噴射式増粘着装置
「セラジェット」(酸化アルミニウムの粉末を噴射)を搭載する。
日光線では、2013年3月16日のダイヤ改正から、宇都宮線(宇都宮 - 黒磯間)では、
同年8月24日から営業運転を開始した。
いずれも当初より小山車両センターへの入出庫を兼ねて、
小金井 - 宇都宮間においても営業運行されている。
小山車両センターY−9編成
画像番号DSC 4152.JPGの画像は、
クハ205−609
製造時形式車番、クハ205-117
新製落成日、1990(平成2)年1月23日、新製配置、習志野、製造、川崎重工
改造後、クハ205-609
改造施行日、2013(平成25)年7月22日、改造工、大宮総合車両センター
画像番号DSC 4150.JPGの画像は、
モハ205−609
製造時形式車番、モハ205-319
新製落成日、1990(平成2)年1月23日、新製配置、習志野、製造、川崎重工
改造後、モハ205-609
改造施行日、2013(平成25)年7月22日、改造工、大宮総合車両センター
画像番号DSC 4148.JPGの画像は、
モハ204−609
製造時形式車番、モハ204-319
新製落成日、1990(平成2)年1月23日、新製配置、習志野、製造、川崎重工
改造後、モハ204-609
改造施行日、2013(平成25)年7月22日、改造工、大宮総合車両センター
画像番号DSC 4146.JPGの画像は、
クハ204−609
製造時形式車番、クハ204-117
新製落成日、1990(平成2)年1月23日、新製配置、習志野、製造、川崎重工
改造後、クハ204-609
改造施行日、2013(平成25)年7月22日、改造工、大宮総合車両センター
小山車両センターY−11編成
画像番号DSC 4138.JPGの画像は、
クハ205−612
製造時形式車番、クハ205-124
新製落成日、1990(平成2)年6月28日、新製配置、川越、製造、川崎重工
改造後、クハ205-612
改造施行日、2014(平成26)年2月13日、改造工、大宮総合車両センター
画像番号DSC 4140.JPGの画像は、
モハ205−612
製造時形式車番、モハ205-338
新製落成日、1990(平成2)年6月28日、新製配置、川越、製造、川崎重工
改造後、モハ205-612
改造施行日、2014(平成26)年2月13日、改造工、大宮総合車両センター
画像番号DSC 4142.JPGの画像は、
モハ204−612
製造時形式車番、モハ204-338
新製落成日、1990(平成2)年6月28日、新製配置、川越、製造、川崎重工
改造後、モハ204-612
改造施行日、2014(平成26)年2月13日、改造工、大宮総合車両センター
画像番号DSC 4144.JPGの画像は、
クハ204−612
製造時形式車番、クハ204-124
新製落成日、1990(平成2)年6月28日、新製配置、川越、製造、川崎重工
改造後、クハ204-612
改造施行日、2014(平成26)年2月13日、改造工、大宮総合車両センター
クハ205-601〜 (Tc)
奇数向きの先頭に連結される制御車。
新たに電気連結器を装備した。
宇都宮駅基準で黒磯方面先頭車。
車内には車椅子対応トイレと車椅子固定スペースを装備。
モハ205-601〜 (M)
モハ204形またはクモハ204形とユニットを組む電動車。
主制御器を装備し、パンタグラフは霜取りに備えシングルアーム式を2台搭載。
モハ204-601〜 (M')
モハ205形とユニットを組む電動車で、
電動発電機 (MG) と空気圧縮機 (CP) を搭載する。
ただし、編成内にモハユニットを3ユニット以上連結する場合は、
1両のみMGを搭載しないモハ204形が連結される。
この形式は特に番台区分されていない。
クハ204-601〜 (Tc')
偶数向きの先頭に連結される制御車。
新たに電気連結器を装備した。
宇都宮駅基準で小金井・日光方面先頭車。
1000番台(南武支線用)
2002年に中央・総武緩行線用(4両)と2003年に山手線用(2両)の
モハユニットに先頭車化改造を施工させ、南武支線に投入した。
2M0Tの2両編成で、ワンマン運転に対応し、
以前使用していた101系とは異なる
車外スピーカーによる発車ベル・チャイムや自動放送を搭載する。
また、長時間停車の際の車内保温のため、
客用扉を1か所のみ開く「3/4閉スイッチ」を装備する。
主電動機や空気圧縮機などの走行装置関係は種車をそのまま流用しているが、
クモハ204形の補助電源装置はMG(電動発電機)非搭載車からの改造のため、
160 kVA 出力のSIV(静止形インバータ)を搭載している。
2009年3月には全編成ともパンタグラフが、
シングルアーム式のPS33E形に交換された。
番台区分上は1000番台となるが、前述のJR西日本所属車とは無関係であり、
JR東日本にはクモハの2形式しか存在していないため、車両番号の重複はない。
2016年3月26日に小田栄駅が開業したことを機に、
車体帯の一部が五線譜入りのデザインに変更され、座席も音符入のものに張り替えられた。
2023年2月17日には、
省電力電車のE127系2両2編成の投入による年内中の置き換え予定が発表された。
鎌倉車両センター中原支所W1編成(南武支線用)
画像番号IMG 8808.JPGの画像は、
クモハ205−1001
製造時形式車番、モハ205-279
新製落成日、1989(平成元)年10月18日、新製配置、浦和、製造、川崎重工
転属日、1993(平成5)年3月11日、転属配置先、三鷹
転属日、2002(平成14)年3月29日、転属配置先、中原
改造後、クモハ205-1001
改造施行日、2002(平成14)年3月29日、改造工、鎌倉総合車両センター
パンタグラフのシングルアーム化改造、
2009(平成21)年3月12日、改造施行工、鎌倉車両センター中原支所
画像番号IMG 8806.JPGの画像は、
クモハ204−1001
製造時形式車番、モハ204-279
新製落成日、1989(平成元)年10月18日、新製配置、浦和、製造、川崎重工
転属日、1993(平成5)年3月11日、転属配置先、三鷹
転属日、2002(平成14)年3月29日、転属配置先、中原
改造後、クモハ204-1001
改造施行日、2002(平成14)年3月29日、改造工、鎌倉総合車両センター
クモハ204-1001〜(M'c)
南武支線用クモハ205-1001とユニットを構成する制御電動車で、
2002〜2003(平成14〜15)年に先頭車化改造、
山手線用のモハ204形を種車とするため、側引戸の窓が大さい。
量産先行車と同様に主電動機はMT61、台車はDT50、
補助電源としてSIVが搭載、冷房装置はAU75G
ユニットを組むモハ205形は種車の番号のまま0番代である。
定員136(座席48)名。
クモハ205-1001〜(Mc)
南武支線用クモハ204-1001とユニットを構成する制御電動車で、
2002〜2003(平成14〜15)年に先頭車化改造、
埼京線用のサハ205形を種車としているため、側引戸の窓は大きい。
T14編成のクハ205-1104には、線路設備モニタリング装置が搭載。
冷房装置はAU75G、定員136(座席48)名。
205系1100番台(鶴見線用)
2004年から2005年にかけて投入された。
先頭車はすべて中間車から改造(クハは全車元埼京線、モハ・クモハは元山手線)の
2M1T の3両編成。
先頭車のみが1100番台に改番されたため、
ユニット間での車号が異なっているが、同一番号の車両を種車としている。
長時間の停車を考慮して、1000番台と同等の「3/4閉スイッチ」を装備する。
また、南武支線向けと同様にクモハ204形の補助電源装置は、
SIV(南武支線用と同一品)である。
なお、2002年に先行改造されたクハ205-1101は、
205系の先頭化改造第一号車として試作的意味合いもあり、
編成を組む電動車の完成まで大船工場内に保留車として留置されていた。
その後、2009年1月から3月に全編成とも、
パンタグラフがシングルアーム式のPS33E形に交換された。
鎌倉車両センター中原支所T18編成
画像番号DSC 8960.JPGの画像は、
クハ205−1108
製造時形式車番、サハ205-229
新製落成日、1990(平成2)年12月3日、新製配置、川越、製造、川崎重工
転属日、2005(平成17)年3月20日、転属配置先、中原
改造後、クハ205-1108
改造施行日、2005(平成17)年3月20日、改造工、郡山総合車両センター
画像番号DSC 8956.JPGの画像は、
モハ205−152
新製落成日、1988(昭和63)年3月11日、新製配置、山手、製造、川崎重工
転属日、2004(平成16)年6月1日、転属配置先、東京
転属日、2005(平成17)年3月20日、転属配置先、中原
パンタグラフのシングルアーム化改造、
2009(平成21)年2月23日、改造施行工、鎌倉車両センター中原支所
画像番号DSC 8946.JPGの画像は、
クモハ204−1108
製造時形式車番、モハ204-152
新製落成日、1988(昭和63)年3月11日、新製配置、山手、製造、川崎重工
転属日、2004(平成16)年6月1日、転属配置先、東京、
転属日、2005(平成17)年3月20日、転属配置先、中原
改造後、クモハ204-1104
改造施行日、2005(平成17)年3月20日、改造工、郡山総合車両センター
クモハ204-1101〜(Mc')
モハ205-173とユニットを構成する制御電動車で、
2004・05(平成16・17)年に先頭車化改造、
山手線用のモハ204形を種車とするため、側引戸の窓が小さい。
量産先行車と同様に主電動機はMT61、台車はDT50、
補助電源としてSIVが搭載、冷房装置はAU75G
ユニットを組むモハ205形は種車の番号のまま0番代である。
定員136(座席48)名。
モハ205-121〜180(M)
クモハ204-1104とユニットを構成する中間電動車で、
2009・10(平成21・22)年にパンタグラフがシングルアーム式のPS33Eに換装。
量産先行車と同様に主電動機はMT61、台車はDT50、冷房装置はAU75G、
定員144(座席54)名。
クハ205-1101〜(Tc)
鶴見線用205系1100番台の制御車で、
2002〜05(平成14〜17)年に先頭車化改造、
埼京線用のサハ205形を種車としているため、側引戸の窓は大きい。
T14編成のクハ205-1104には、線路設備モニタリング装置が搭載。
冷房装置はAU75G、定員136(座席48)名。
仙石線3100番台
2002年 - 2004年に103系を置き換えるため、仙石線に投入された。
2M2T の4両編成で、改造種車はモハユニットは全車元山手線用で、
クハは元山手線用と元埼京線用のサハ205形に運転台を設置した車両である。
耐寒耐雪仕様となり、側引き戸レールヒーターや耐雪ブレーキを追加装備している。
改造内容は、ドアスイッチを伴う半自動ドア機構を備え、
クハ205形には本系列で唯一車内トイレ(車椅子対応大形洋式)が設置されている。
保安装置はATS-Psになっているほか、停車駅通過防止装置を搭載する。
3100番台のモハ205形のうち、
3112・3114・3116・3118・3119号車については、
架線の霜取り運転時用のシングルアーム式、
パンタグラフ(PS33C形)が増設されている。
当初の集電用パンタグラフは菱形(PS21)であったため、
一時的に2種類のパンタグラフを搭載していたが、
後に全車両が集電用もシングルアーム式(PS33C形)に交換されている。
仙石線では2009年度末に保安装置を ATACS に更新する予定であり、
現在その試験が行われている。
このため、一部編成で ATACS 対応運転台に交換されているほか、
クハ204形にATACS車上装置と専用アンテナの設置も実施されている。
なお、モハ204形は全車がMG撤去車からの改造のため、
補助電源装置として同線の103系からの廃車発生品を流用した
SIV(SC63A形・160 kVA)を搭載しており、5000番台のものなどとは外観が異なる。
M5編成
画像番号IMGP1249.JPGの画像は、
クハ205−3105
製造時形式車番、サハ205-39
新製落成日、1985(昭和60)年9月27日、新製配置、品川、製造、日本車輌
改造後、クハ205-3105
改造施行日、2002(平成14)年12月14日、改造工、土崎工場
画像番号IMGP1250.JPGの画像は、
モハ205−3105
製造時形式車番、モハ205-65
新製落成日、1986(昭和61)年2月25日、新製配置、山手、製造、近畿車輌
改造後、モハ205-3105
改造施行日、2002(平成14)年12月14日、改造工、土崎工場
画像番号IMGP1251.JPGの画像は、
モハ204−3105
製造時形式車番、モハ204-65
新製落成日、1986(昭和61)年2月25日、新製配置、山手、製造、近畿車輌
改造後、モハ204-3105
改造施行日、2002(平成14)年12月14日、改造工、土崎工場
画像番号IMGP1252.JPGの画像は、
クハ204−3105
製造時形式車番、サハ205-40
新製落成日、1985(昭和60)年9月27日、新製配置、品川、製造、日本車輌
改造後、クハ204-3105
改造施行日、2002(平成14)年12月14日、改造工、土崎工場
M8編成
画像番号IMGP1060.JPGの画像は、
クハ205−3108
製造時形式車番、サハ205-49
新製落成日、1985(昭和60)年12月13日、新製配置、山手、製造、川崎重工
改造後、クハ205-3108
改造施行日、2003(平成15)年3月18日、改造工、郡山工場
画像番号IMGP1061.JPGの画像は、
モハ205−3108
製造時形式車番、モハ205-74
新製落成日、1985(昭和60)年12月13日、新製配置、山手、製造、川崎重工
改造後、モハ205-3108
改造施行日、2003(平成15)年3月18日、改造工、郡山工場
画像番号IMGP1062.JPGの画像は、
モハ204−3108
製造時形式車番、モハ204-74
新製落成日、1985(昭和60)年12月13日、新製配置、山手、製造、川崎重工
改造後、モハ204-3108
改造施行日、2003(平成15)年3月18日、改造工、郡山工場
画像番号IMGP1063.JPGの画像は、
クハ204−3108
製造時形式車番、サハ205-50
新製落成日、1985(昭和60)年12月13日、新製配置、山手、製造、川崎重工
改造後、クハ204-3108
改造施行日、2003(平成15)年3月18日、改造工、郡山工場
M17編成
画像番号IMG 4806.JPGの画像は、
クハ205−3117
製造時形式車番、サハ205-19
新製落成日、1985(昭和60)年8月22日、新製配置、品川、製造、川崎重工
1985(昭和60)年11月1日、転属、新区、山手
改造後、クハ205-3117
改造施行日、2004(平成16)年3月31日、改造工、土崎工場
画像番号IMG 4808.JPGの画像は、
モハ205−3117
製造時形式車番、モハ205-29
新製落成日、1985(昭和60)年8月22日、新製配置、品川、製造、川崎重工
1985(昭和60)年11月1日、転属、新区、山手
改造後、モハ205-3117
改造施行日、2004(平成16)年3月31日、改造工、土崎工場
画像番号IMG 4810.JPGの画像は、
モハ204−3117
製造時形式車番、モハ204-29
新製落成日、1985(昭和60)年8月22日、新製配置、品川、製造、川崎重工
1985(昭和60)年11月1日、転属、新区、山手
改造後、モハ204-3117
改造施行日、2004(平成16)年3月31日、改造工、土崎工場
画像番号IMG 4812.JPGの画像は、
クハ204−3117
製造時形式車番、サハ205-20
新製落成日、1985(昭和60)年8月22日、新製配置、品川、製造、川崎重工
1985(昭和60)年11月1日、転属、新区、山手
改造後、クハ204-3117
改造施行日、2004(平成16)年3月31日、改造工、土崎工場
クハ205-3101〜 (Tc)
奇数向きの先頭に連結される制御車。
石巻方面先頭車。
車内には車椅子対応トイレと車椅子固定スペースを装備。
定員116(座席36) 名。
モハ205-3101〜 (M)
モハ204形とユニットを組む電動車。
主制御器を装備し、パンタグラフは霜取りに備えシングルアーム式を2台搭載。
定員157(座席54) 名。
モハ204-3101〜 (M')
モハ205形とユニットを組む電動車で、
電動発電機 (MG) と空気圧縮機 (CP) を搭載する。
定員157(座席54) 名。
クハ204-3101〜 (Tc')
偶数向きの先頭に連結される制御車。
あおば通・仙台方面先頭車。
定員116(座席36) 名。
E131系600番台
E131系電車は、2021年(令和3年)3月13日に営業運転を開始した
東日本旅客鉄道(JR東日本)の直流一般形電車である。
600番台(宇都宮・日光線用)
デザインは宇都宮市で復元された火焔太鼓の山車を、
イメージした黄色と茶色のツートンカラーを採用し、
世界文化遺産である日光の社寺に施される文様にも
通じる賑やかで高級感のあるデザインとしている。
車内はオールロングシート仕様で、
座席表皮はレトロな茶色と黄色味を帯びた薄紅色を合わせて、
落ち着きと温かみのあるものとなっている。
Tc'車の後端部には車いす対応大型洋式トイレ設置している。
寒冷地を走行するため、先頭車には雪かきと霜取りパンタ(Mc車のみ)が、
全車の乗降口に凍結防止のためのドアレールヒーターが搭載されている。
また、勾配線区を走行することから
セラミック噴射装置(セラミック噴射装置は中間車の小山・日光寄りの台車にも搭載)と
ブレーキチョッパ装置、ブレーキ抵抗器を搭載している。
TN6編成
画像番号CIMG0518.JPGの画像は、
クモハE131−606
新製落成日、2021(令和3)年9月1日 新製配置、小山、製造、総合車輌製作所(新津)
画像番号CIMG0526.JPGの画像は、
モハE131−606
新製落成日、2021(令和3)年9月1日 新製配置、小山、製造、総合車輌製作所(新津)
画像番号CIMG0532.JPGの画像は、
クハE130−606
新製落成日、2021(令和3)年9月1日 新製配置、小山、製造、総合車輌製作所(新津)
クモハE131-601〜
黒磯方のパンタグラフ付直流制御電動車 (Mc) で、
オールロングシート仕様・フリースペース・優先席設置
制御装置(VVVF制御)・パンタグラフ2基搭載
定員142名。
モハE131-601〜
中間電動車 (M) で、
ドアレールヒーター・パンタグラフ1基搭載
オールロングシート仕様・フリースペース・優先席設置
定員160名。
クハE130-601〜
小山方の直流制御車(Tc)で、
オールロングシート仕様・フリースペース・優先席
車いす対応大型洋式トイレ設置
セラミック噴射装置・ドアレールヒーター
CP空気圧縮機・SIV補助電源装置(静止型インバータ)搭載
定員135名。
EV-E301系電車
東日本旅客鉄道(JR東日本)の一般型直流用蓄電池駆動電車である。
愛称は「ACCUM」(アキュム)。
この電車は、屋根上に集電装置(パンタグラフ)を持つ、
VVVFインバータ制御の電車に走行用のリチウムイオン電池を搭載し、
架線のない区間でのモーターによる走行を可能にした営業用蓄電池駆動電車である。
車体は総合車両製作所 (J-TREC) が開発した次世代ステンレス車両
「sustina」を採用したステンレス製車両で、
同社のブランド名「sustina」[2]を採用した車両としては、
東急東横線5050系サハ5576号に続く二例目となる。
前頭部は非貫通構造で前面窓上部には前部標識灯と、
3色LED式の行先表示装置を装備。
運転室は事故などの衝突時おける乗務員の保護を図るため、
前面部の構造を強化し運転室背面には救出口を設けており、
ワンマン運転を行うため運賃箱、室内確認ミラー、ワンマン操作器、
ワンマン設定器を設置している。
側面は両開き3扉で、
一部の扉の横にドア扱い表示器と上部に3色LED式の行先表示装置が装備されている。
また、非電化区間と電化区間の両方のホームの高さに対応できるように、
車両の床面高さを1130mmに設定して、段差の低減を図っている。
形式は宇都宮方の先頭車がEV-E300形、烏山方の先頭車はEV-E301形となっており、
2両編成で運転される。
両形式とも制御電動車で、いずれも後位側の台車に主電動機を2基装備している。
EV-E301形には集電・充電兼用のシングルアーム式のパンタグラフ2基を搭載し、
大きな集電電流による急速充電に対応するため、パンタグラフのすり板を強化している。
愛称の「ACCUM」は、蓄電池を表す英語「Accumulator」から採られている。
また、形式のEVは「Energy storage Vehicle」の略である。
また、2015年5月21日付で「鉄道友の会」のローレル賞を受賞した。
V3編成
画像番号CIMG0500.JPGの画像は、
EV−E300−3
新製落成日、2017(平成29)年2月25日、新製配置、小山、製造、総合車両製作所(横浜)
画像番号CIMG0498.JPGの画像は、
EV−E301−3
新製落成日、2017(平成29)年2月25日、新製配置、小山、製造、総合車両製作所(横浜)
EV-E300-1〜(Mc')
宇都宮方の蓄電池式制御電動車で、
EV-E300形とユニットを組む。
車内はロングシート配置。
CP空気圧縮機・SIV補助電源装置(静止型インバータ) ・Bt走行用バッテリーを搭載。
トイレは設置されていない。
定員133(座席48)名。
EV-E301-1〜(Mc)
烏山方の蓄電池式制御電動車で、
EV-E301形とユニットを組む。
車内はロングシートの配置。
VVVFインバータ制御・Bt走行用バッテリー・パンタグラフを搭載する。
トイレは設置されていない。
定員133(座席48)名。