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417系電車
1978年(昭和53年)に日本国有鉄道(国鉄)が、
設計・製造した交直流近郊形電車。
全車日立製作所が製造した。
1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化時には、
全車東日本旅客鉄道(JR東日本)に承継された。
当時の国鉄は電車に汎用性を追求していたことから、
北海道以外では基本的に交流区間であっても、
交直両用電車を投入する方針としていた。
このため本系列も直流1,500V/交流20,000V50Hz/同60Hzの
3電源方式対応車として設計された。
しかし本系列は、営業運転開始から交流50Hz区間でのみ運用され続け、
後に誤操作防止のため交直流切替スイッチが交流側に固定された。
画像番号IMG 0228.JPGの画像は、
クモハ417−1
新製落成日、1978(昭和53)年3月14日、新製配置、仙台、製造、日立製作所
廃車日、2008(平成20)年6月16日、仙台
画像番号IMG 0232.JPGの画像は、
モハ416−1
新製落成日、1978(昭和53)年3月14日、新製配置、仙台、製造、日立製作所
廃車日、2008(平成20)年6月16日、仙台
画像番号IMG 0235 .JPGの画像は、
クハ416−1
新製落成日、1978(昭和53)年3月14日、新製配置、仙台、製造、日立製作所
廃車日、2008(平成20)年6月16日、仙台
クモハ417-1〜
モハ416形とユニットを組む下り方(一ノ関向き)制御電動車。
CS43A形主制御器・主抵抗器を搭載し、
1・4位側面に主電動機冷却風用雪切室を設置する。
定員108名(座席61名)。
モハ416-1〜
クモハ417形とユニットを組む中間電動車。
耐雪形のPS16H形パンタグラフ・空気遮断器・交直切換器・交流避雷器、
TM20形主変圧器・RS45B形整流器・主平滑リアクトルを搭載し、
1・4位側面に主電動機冷却風用雪切室を設置する。
定員124名(座席68名)。
クハ416-1〜
上り方(黒磯向き)制御車。
160kVA電動発電機 (MG) とC2000形空気圧縮機 (CP)を搭載し、
3位側隅にトイレと4位側隅にMG冷却風用雪切室を設置する。
定員107名(座席60名)。
715系電車
日本国有鉄道(国鉄)が581系
583系寝台特急形電車を種車に改造製作した近郊形電車である。
元々は交流直流両用電車であるが、改造後に投入される線区への対応から、
電源切替機能を交流側に固定し交流専用とした
715系電車と残置した419系電車の2系列に分類される。
715系1000番台
1985年3月のダイヤ改正に合せて仙台地区用に改造されたグループ。
改造施工は、0番台を担当した小倉工場の他に
郡山工場(現・郡山総合車両センター)
土崎工場(現・秋田総合車両センター)が担当した。
50Hz電化区間で使用されることから電動車は50Hz・60Hz両用の
モハネ583形・モハネ582形とし、
寒冷地で運用されることから客用扉半自動化や、
車内ロングシートの扉隣接部に防風板を設置するなどの防寒、
防雪対策を施工したため1000番台に区分された。
また増設運転台のタイフォン(空気笛)が0番台の床下から、
前照灯横へ搭載位置変更、
中・上段寝台用小窓が当初から埋込などの設計変更が行われた。
715系1000番台 N5編成
画像番号IMGP1064.JPGの画像は、
クハ715−1005
製造時形式車番、クハネ581-34
新製落成日、1968(昭和43)年9月28日、新製配置、南福岡、製造、近畿車両
転属日、1975(昭和50)年3月10日、転属配置先、向日町
改造後、クハ715-1005
改造施行日、1985(昭和60)年2月15日、改造工、土崎工場
廃車日、1995(平成7)年6月1日、仙台
画像番号IMGP1065.JPGの画像は、
モハ714−1005
製造時形式車番、モハネ582-34
新製落成日、1968(昭和43)年8月20日、新製配置、南福岡、製造、川崎車両
改造後、モハ714-1005
改造施行日、1985(昭和60)年2月20日、改造工、土崎工場
廃車日、1995(平成7)年6月1日、仙台
画像番号IMGP1066.JPGの画像は、
モハ715−1005
製造時形式車番、モハネ583-34
新製落成日、1968(昭和43)年8月20日、新製配置、南福岡、製造、川崎車両
改造後、モハ715-1005
改造施行日、1985(昭和60)年2月20日、改造工、土崎工場
廃車日、1995(平成7)年6月1日、仙台
画像番号IMGP1067.JPGの画像は、
クハ715−1105
製造時形式車番、サハネ581-21
新製落成日、1968(昭和43)年7月17日、新製配置、南福岡、製造、近畿車両
転属日、1975(昭和50)年3月10日、転属配置先、向日町
改造後、クハ715-1105
改造施行日、1985(昭和60)年2月20日、改造工、土崎工場
廃車日、1995(平成7)年6月1日、仙台
クハ715-1001〜(Tc)
クハネ581形改造の上り方(黒磯向き)制御車。
モハ714-1001〜 (M')
モハネ582改造の中間電動車。
モハ715-1001〜 (M)
モハネ583改造の中間電動車。
クハ715-1101〜(Tc)
サハネ581形改造の下り方(一ノ関向き)制御車。
717系電車
日本国有鉄道(国鉄)が設計した近郊形電車。
仙台地区・南九州地区に投入された交流専用車である。
いずれも老朽化・陳腐化した交流直流両用急行形電車の
451系・453系・471系・473系・475系・457系電車の
電装品・冷房装置・台車などを再用して車体を新造した近郊形電車であり、
このうち交直両用車が413系電車、
交流専用車が717系電車である。
0・100番台
仙台地区に投入された車両である。
クモハ717形 (Mc) - モハ716形 (M') - クハ716形 (Tc') の
3両編成10本計30両が改造更新された。
413系同様に引通線は車体更新時にKE96形ジャンパ連結器1基装備に改造されたが、
先頭車前位に従来車との併結用KE76形2基も装備。
このため455・457系と編成単位での併結運用実績がある。
仙台運転所(→仙台電車区→現・仙台車両センター)に在籍。
編成番号は種車の電動車ユニットが451系の0番台車がT-1 - 5、
453系の100番台車がT101 - 105。415系電車(1500番台)や
E721系電車への置換えにより、2007年11月10日に定期運用を終了。
置換え前の2006年から廃車がはじまり、2008年に全車廃車された。
主に常磐線水戸 - 仙台間で普通列車に運用されていたが、
末期は原ノ町以北と範囲が狭まった。
東北本線での運用実績もわずかにあり南は福島、
北は小牛田までの入線が記録されている。
717系0番台 T−2編成
画像番号IMG 1944.JPGの画像は、
製造時形式車番、クモハ451-4
新製落成日、1962(昭和37)年7月30日、新製配置、勝田、製造、川崎車両
転属日、1985(昭和60)年3月14日、転属配置先、仙台
改造後、クモハ717-2
改造施行日、1986(昭和61)年5月31日、改造工、土崎工場
廃車日、2008(平成20)年8月11日、仙台
画像番号IMG 1947.JPGの画像は、
モハ716−2
製造時形式車番、モハ450-4
新製落成日、1962(昭和37)年7月30日、新製配置、勝田、製造、川崎車両
転属日、1985(昭和60)年3月14日、転属配置先、仙台
改造後、モハ716-2
改造施行日、1986(昭和61)年5月31日、改造工、土崎工場
廃車日、2008(平成20)年8月11日、仙台
画像番号IMG 1949 .JPGの画像は、
クハ716−2
製造時形式車番、クハ451-4
新製落成日、1963(昭和38)年8月27日、新製配置、勝田、製造、川崎車両
転属日、1985(昭和60)年3月14日、転属配置先、仙台
改造後、クハ716-2
改造施行日、1986(昭和61)年5月27日、改造工、土崎工場
廃車日、2008(平成20)年8月11日、仙台
0番台
クモハ717-1〜5
クモハ451形(12・4・3・11・1)の車体更新車で、
奇数向制御電動車。
改造は国鉄時代の1986・87(昭和61・62)年に行われた。
車体は417系を基本とし、同時期に改造されたクモハ413形とほぼ同様。
主制御器、主抵抗器、CPを搭載している。
主電動機はMT54BまたはMT54Dに変更された。
台車はDT32系。冷房装置は種車のAU13Eを再利用しているが、
1基増設して6基となっている。
定員118(座席65)名。
モハ716-1〜5
モハ450形(12・4・3・11・1)の車体更新車で、
クモハ717形0番代とユニットを組む中間電動車。
改造は国鉄時代の1986・87(昭和61・62)年に行われた。
車体は417系を基本とし、同時期に改造されたモハ412形とほぼ同様。
主変圧器、主整流器などをのほか、
屋根上にパンタグラフ(PS16H)を1基搭載している。
主電動機はMT54BまたはMT54Dに変更された。
台車はDT32系。
冷房装置は種車のAU72を再利用しているが、平天井化されている。
定員132(座席72)名。
クハ716-1〜10
クハ451形(8・4・23・3・5・11・1・15・6・19)の車体更新車で、
717系0・100番代共通の偶数向制御車。
4位側に便所を設置している。
床下にMGを搭載する。
定員116(座席65)名。
717系100番台 T−102編成
画像番号IMG 1952.JPGの画像は、
クモハ717−102
製造時形式車番、クモハ453-7
新製落成日、1964(昭和39)年1月28日、新製配置、仙台、製造、日立製作
転属日、1978(昭和53)年9月29日、転属配置先、勝田
転属日、1985(昭和60)年3月14日、転属配置先、仙台
改造後、クモハ717-102
改造施行日、1987(昭和62)年1月28日、改造工、郡山工場
廃車日、2008(平成20)年2月25日、仙台
画像番号IMG 1955.JPGの画像は、
モハ716−102
製造時形式車番、モハ452-7
新製落成日、1964(昭和39)年1月28日、新製配置、仙台、製造、日立製作
転属日、1978(昭和53)年9月29日、転属配置先、勝田
転属日、1985(昭和60)年3月14日、転属配置先、仙台
改造後、モハ716-102
改造施行日、1987(昭和62)年1月28日、改造工、郡山工場
廃車日、2008(平成20)年2月25日、仙台
画像番号IMG 1958.JPGの画像は、
クハ716−5
製造時形式車番、クハ451-5
転属日、1985(昭和60)年3月14日、転属配置先、仙台
改造後、クハ716-5
改造施行日、1987(昭和62)年1月28日、改造工、郡山工場
廃車日、2008(平成20)年2月25日、仙台
100番台
クモハ717-101〜105
クモハ453形(14・17・3・10・7)の車体更新車で、
外観上は0番代と差はない。
1986(昭和61)年からJR化後の1988(昭和63)年にかけて改造された。
定員118(座席65)名。
モハ716-101〜105
モハ452形(14・17・3・10・7)の車体更新車で、
クモハ717形100番代とユニットを組む。
外観上は0番代と差はない。
1986(昭和61)年からJR後の1988(昭和63)年にかけて改造された。
定員132(座席72)名。
クハ716-1〜10
クハ451形(8・4・23・3・5・11・1・15・6・19)の車体更新車で、
717系0・100番代共通の偶数向制御車。
4位側に便所を設置している。
床下にMGを搭載する。
定員116(座席65)名。
阿武隈急行8100系電車
1988年、阿武隈急行線の全線電化開業にあわせ、日本車輌製造により9編成18両が製造された。
福島側に制御電動車のAM8100形、槻木側に制御付随車のAT8100形を連結し、
2両固定編成を組む。番号は8101-8102 - 8117-8118の連番となっており、
AM8100形が奇数、AT8100形が偶数である。
阿武隈急行が保有・運用する交流型電車。
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AM8105
新製落成日、1988(昭和63)年2月25日、新製配置、梁川、製造、日本車輌
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新製落成日、1988(昭和63)年2月25日、新製配置、梁川、製造、日本車輌
政宗クロニクル のラッピング車両
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AM8109
新製落成日、1988(昭和63)年4月7日、新製配置、梁川、製造、日本車輌
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AT8110
新製落成日、1988(昭和63)年4月7日、新製配置、梁川、製造、日本車輌
AM8100形
福島方のパンタグラフ付交流制御電動車 (Mc) で、
制御装置(サイリスタ位相制御)
補助電源装置(電動発電機)を搭載。
定員114(座席68)名。
AT8100形
槻木方の制御車 (Tc')で、
トイレ設置
空気圧縮機を搭載。
定員110(座席64)名。