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GV-E400系気動車
東日本旅客鉄道(JR東日本)の一般形気動車である。
老朽化したキハ40系気動車の置き換えを目的に新造された車両である。
2019年(令和元年)8月19日に営業運転を開始した。
ディーゼルエンジンの動力で発電した電力で主電動機を駆動する、
いわゆるディーゼル・エレクトリック方式の電気式気動車である。
ただし、本系列はこれまでJR東日本で開発・採用されてきた、
シリーズ式ディーゼルハイブリッドは採用されていない。
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GV−E400−3
新製落成日、2019(令和元)年9月4日、新製配置、新津、製造、川崎重工
新潟車両センターへ移行に伴う無配置化
転属日、2023(令和5)年3月18日、転属配置先、新潟
画像番号DSC 8244.JPGの画像は、
GV−E400−5
新製落成日、2019(令和元)年12月23日、新製配置、新津、製造、川崎重工
新潟車両センターへ移行に伴う無配置化
転属日、2023(令和5)年3月18日、転属配置先、新潟
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GV−E401−3
新製落成日、2019(令和元)年9月6日、新製配置、新津、製造、川崎重工
新潟車両センターへ移行に伴う無配置化
転属日、2023(令和5)年3月18日、転属配置先、新潟
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GV−E402−3
新製落成日、2019(令和元)年9月6日、新製配置、新津、製造、川崎重工
新潟車両センターへ移行に伴う無配置化
転属日、2023(令和5)年3月18日、転属配置先、新潟
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GV−E401−13
新製落成日、2020(令和2)年2月27日、新製配置、新津、製造、川崎重工
新潟車両センターへ移行に伴う無配置化
転属日、2023(令和5)年3月18日、転属配置先、新潟
画像番号IMGP0222.JPGの画像は、
GV−E402−13
新製落成日、2020(令和2)年2月27日、新製配置、新津、製造、川崎重工
新潟車両センターへ移行に伴う無配置化
転属日、2023(令和5)年3月18日、転属配置先、新潟
キハE120形気動車
東日本旅客鉄道(JR東日本)の一般形気動車。
2008年(平成20年)に同社新潟支社管内の主に非電化区間向けに投入され、
11月1日から営業運転を開始した。
当初は羽越本線3本、磐越西線・信越本線4本、
米坂線4本の計11本の普通列車に充当された。
その後、2009年3月14日改正でキハ110系と共に、
米坂線でのキハ40・47・48形・キハ52形・キハ58系の運用を置き換え、
これによりキハ52形・キハ58系は定期運用から撤退した。
キハE120-1〜8
2019(令和元)年よりNTTドコモの衛星通信アンテナの装備が開始された。
また、順次カラーリングも東北地域色に変更され、
2020(令和3)年3月に本形式は8両とも郡山への転属が完了、只見線へ転用された。
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キハE120−4
新製落成日、2008(平成20)年5月29日、新製配置、新津、製造、新潟トランシス
転属日、2020(令和2)年3月14日、転属配置先、郡山
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キハE120−7
新製落成日、2008(平成20)年5月30日 落成配置、新津、製造、新潟トランシス
転属日、2019(令和元)年12月28日、転属配置先、郡山
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キハE120−8(仙台支社色只見線仕様)
新製落成日、2008(平成20)年5月30日、新製配置、新津、製造、新潟トランシス
転属日、2019(令和元)年12月13日、転属配置先、郡山
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キハE120−2(国鉄一般色)
新製落成日、2008(平成20)年5月29日、新製配置、新津、製造、新潟トランシス
転属日、2019(令和元)年12月21日、転属配置先、郡山
只見線四季ラッピング
JR東日本東北本部は、2023年9月中旬から2024年1月中旬にかけて、
只見線の全線運転再開1周年を記念したラッピング列車を運行された。
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キハE120−7 只見線四季ラッピング
キハE120-1〜8
只見線用で、両運転台車、
セミクロスシートを備える。
トイレ設置
定員114(座席39)名。
キハE130系気動車
東日本旅客鉄道(JR東日本)の一般形気動車。
キハ110系気動車に続くJR東日本の一般形気動車として製造され、
2007年(平成19年)1月19日から水郡線で使用を開始した。
同年度中に両運転台構造のキハE130形が13両、
片運転台構造で2両固定編成を組むキハE131形+キハE132形が各13両製造され、
合計で39両が在籍している。
2012年(平成24年)には久留里線に100番台が導入され、
10両が製造された。
0番台
水郡線向けに導入された車両で、外装デザインは形式によって異なっている。
配置先は水郡線営業所である。
両運転台車のキハE130形は久慈川と紅葉をイメージした赤色、
片運転台車のキハE131形・キハE132形は、
久慈川と新芽をイメージした青緑色とされた。
各形式とも、前面は黒色の地に黄色の帯を配し、
前面周囲は白色、客用扉は黄色である。
キハE131-1〜13
水郡線用片運転台、便所付で、カラーリングは久慈川と新芽をイメージしている。
キハE132-1〜13
水郡線用片運転台、便所設備なしのタイプである。
キハE130-1〜13
水郡線用の両運転台車で、
カラーリングは久慈川と紅葉をイメージしている。
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キハE131−10(新緑色)
新製落成日、2007(平成19)年8月29日 新製配置、水郡線、製造、新潟トランシス
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キハE132−10(新緑色)
新製落成日、2007(平成19)年8月29日 新製配置、水郡線、製造、新潟トランシス
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キハE130−6(紅葉色)
新製落成日、2006(平成18)年12月27日、新製配置、水郡線、製造、新潟トランシス
〔Suigun Lineイエローハッピートレイン〕
2022年3月28日より水郡線全線運転再開1周年を記念して、
キハE130形1両が側面のカラーリングを黄色に変更した
「Suigun Line イエローハッピートレイン」を運行される。
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キハE130−7
Suigun Lineイエローハッピートレイン
新製落成日、2006(平成18)年12月27日、新製配置、水郡線、製造、新潟トランシス
〔Suigun Lineオレンジパーシモントレイン〕
JR東日本は茨城デスティネーションキャンペーンの実施を記念し、
2023年9月16日から2026年3月末まで車体を橙色に、
ラッピングした「オレンジ パーシモン トレイン」を運行される。
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キハE130−13
Suigun Lineオレンジパーシモントレイン
新製落成日、2007(平成19)年8月29日、新製配置、水郡線、製造、新潟トランシス
キハE130-1〜13
水郡線用で、両運転台車、
セミクロスシートを備える。
トイレ設置
定員113(座席34)名。
キハE131-1〜13
水郡線用でキハE132形とペアを組む片運転台車
セミクロスシートを備える。
トイレ設置
定員125(座席48)名。
キハE132-1〜13
水郡線用でキハE131形とペアを組む片運転台車
セミクロスシートを備える。
トイレなし
定員131(座席48)名。
100番台
久留里線向けに導入された車両で、
10両(101 - 110)が導入された。
配置先は幕張車両センター木更津派出である。
久留里線・内房線・外房線でキハE130-101を中心に試運転を行った後、
2012年12月1日より既存のキハ30形・キハ37形・キハ38形を置き換える形で
営業運転を開始した。
塗装は上部に青、下部に緑を配した独自のものであり、全車共通である。
また、0番台に引き続き全車両が新潟トランシスで製造された。
キハE130-101〜110
久留里線用の両運転台車で、2012(平成24)年に10両新製された。
客室内は全席ロングシートとなり、便所設備は持たない。
水郡線用の0番代は当初キハ110系との併結運転を実施していたため、
電気連結器が二段となっていたが、
本グループでは機能省略により一段化されている。
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キハE130−104
新製落成日、2007(平成24)年10月24日、新製配置、木更津、製造、新潟トランシス
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キハE130−108
新製落成日、2012(平成24)年10月30日、新製配置、木更津、製造、新潟トランシス
キハE130-101〜110
久留里線用両運転台タイプで、
オールロングシートを備える。
トイレなし
定員122(座席39)名。
500番台
八戸線で運用されてきたキハ40形・キハ48形を置き換える目的で導入された車両で、
キハE130形が6両と、キハE131形+キハE132形が6本(計12両)の合計18両が導入された。
2017年12月2日から営業運転を開始した。
配置先は八戸運輸区である。
八戸線での運用の他、大湊線や[要出典]釜石線でも、
車両不足時の代車や臨時増発列車として運用されることがある。
八戸線向けの車両の調達に当たっては、試行的措置として、
これまでのように特定のメーカーに製造を直接依頼するのではなく、
国内外のメーカーを参加対象にした公募の形により調達が行われたもので、
2014年11月28日に調達予定が公表された。
公募で選出された結果として既存のキハE130系0番台・100番台と、
ほぼ同じ仕様の車両が投入されることになった。
100番台と同様、全車が新潟トランシスで製造された。
カラーリングは太平洋をイメージした水色の帯が入ったもので、
八戸線のシンボルであるウミネコのマークも描かれている。
2018年3月17日のダイヤ改正でキハ40形・キハ48形(リゾートうみねこを除く)をすべて置き換え、
これにより八戸線の冷房化率100%が達成された。
前照灯はシールドビーム式からLED式に変更、
スノープラウ一体型の大型スカートを装備している。
車内では、室内灯を蛍光灯から直管型LED照明に変更。
冬季の寒さ対策として、座席横の仕切り板を大型の仕切り板に変更した。
客用ドアは0・100番台の黄色着色から一般的なステンレス無地に黄色のライン入りに。
100番台同様に客室内に非常用はしご収納箱を設置している。
既存の自動放送に英語放送が追加された。
キハE131-501〜506
八戸線用片運転台便所付きタイプで、2017(平成29)年から新製されている。
キハE132-501〜506
八戸線用片運転台便所なしタイプで、2017(平成29)年から新製されている。
キハE130-501〜506
八戸線用両運転台タイプで、2017(平成29)年から新製されている。
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キハE130−501
新製落成日、2017(平成29)年8月21日、新製配置、八戸、製造、新潟トランシス
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キハE131−501
新製落成日、2018(平成30)年3月13日 新製配置、八戸、製造、新潟トランシス
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キハE132−501
新製落成日、2018(平成30)年3月13日 新製配置、八戸、製造、新潟トランシス
キハE131-501〜506
八戸線用寒地向けのキハE132形とペアを組む片運転台車
セミクロスシートを備える。
警笛は電子ホーンを取付
トイレ設置
定員125(座席48)名。
キハE132-501〜506
八戸線用寒地向けのキハE131形とペアを組む片運転台車
セミクロスシートを備える。
警笛は電子ホーンを取付
トイレなし
定員131(座席48)名。
キハE130-501〜506
八戸線用寒地向けの両運転台車、
セミクロスシートを備える。
警笛は電子ホーンを取付
トイレ設置
定員113(座席34)名。
HB-E210系気動車
東日本旅客鉄道(JR東日本)が、
2015年5月から仙台 - 石巻間の「仙石東北ライン」で使用している一般形気動車。
東日本大震災により全線で被害を受けた仙石線は、
その後の一部区間の高台移設を含んだ復旧工事を進めてきたが、
全線において復旧工事がほぼ完了する見込みとなり、
2015年5月30日から仙石線の全線運転を再開するとともに、
利府町から松島町にかけての東北本線と仙石線の並走区間に新たに設けられた。
仙石線・東北本線接続線(仙石東北ライン)を経由して、
仙石線に入線し石巻を結ぶ「仙石東北ライン」の運転を開始することになった。
東北本線は交流饋電方式、仙石線は直流饋電方式と、
それぞれ電気方式が異なるのと、
仙石線・東北本線接続線が非電化区間となるため気動車による直通運転となり、
ディーゼルハイブリッドシステムを搭載した本車が開発された。
HB-E211-1・HB-E212-1〜8
東北本線は交流電化、仙石線は直流電化であるが、
短絡線(仙石線・東北本線接続線)部分は非電化であることから、
同線に対応するハイブリット車として開発されたのが本系列である。
2015(平成27)年に総合車両製作所横浜事業所で
HB-E211形-HB-E-212形の2両編成8本が製造された。
画像番号IMGP0068.JPGの画像は、
HB−E211−7
新製落成日、2015(平成27)年3月17日、新製配置、小牛田、製造、総合横浜
画像番号IMGP0062.JPGの画像は、
HB−E212−7
新製落成日、2015(平成27)年3月17日、新製配置、小牛田、製造、総合横浜
〔仙石東北ライン マンガッタンライナーラッピング〕
2022年(令和4年)1月中旬から2編成4両が、
「仙石東北ライン マンガッタンライナー」として、
運行されることが発表された。
同年1月19日よりC-2編成が「マンガッタンライナー 夢」、
27日よりC-1編成が「マンガッタンライナー 風」としてそれぞれ運行を開始した。
画像番号IMGP0068.JPGの画像は、
HB−E211−1
新製落成日、2015(平成27)年3月17日、新製配置、小牛田、製造、総合横浜
画像番号IMGP0062.JPGの画像は、
HB−E212−1
新製落成日、2015(平成27)年3月17日、新製配置、小牛田、製造、総合横浜
HB-E211-1〜8
仙台方の先頭車。
前位側に運転台、後位側に身障者対応トイレと車椅子スペースを備える。
機関DMF15HZB-G直噴式直列6気筒ディーゼルエンジン
主電動機かご形三相誘導電動機 MT78形
定員128(座席42)名。
HB-E212-1〜8
小牛田・石巻・女川方の先頭車。
前位側に運転台を備える。
機関DMF15HZB-G直噴式直列6気筒ディーゼルエンジン
主電動機かご形三相誘導電動機 MT78形
定員134(座席48)名。