画像をクリックすると拡大します。
解説は画像の下の欄から掲載してあります。




IMG_0716 

IMG_0722

IMG_0724

IMG_0732 

IMG_0734 

IMG_0736  

IMG_0738 

IMG_0740 

IMG_0742 

 



キハ30形、
日本国有鉄道(国鉄)が1961年(昭和36年)から製造した気動車である。
この呼称は、車両称号規程に則った制式のものではないが、
同一の設計思想によって製造された気動車を便宜的に総称したものである。
具体的には、キハ35形・キハ36形・キハ30形およびこれらの改造車を指す。

画像番号IMG 0740.JPGの画像は、
キハ30−98(国鉄一般色) 
新製落成日、1966(昭和41)年10月28日、新製配置、高崎、製造、日本車輌
転属日、1996(平成8)年4月4日、転属配置先、木更津
JR化車体更新工事とカミンズ製DMF14HZエンジンへの換装が施工されている。
国鉄一般色に復元、2009(平成21)年7月1日、施工、郡山総合車両センター
廃車日、2013(平成25)年7月10日、木更津
2013(平成25)年7月10日、水島臨海鉄道へ譲渡

画像番号IMG 0742.JPGの画像は、
キハ30−100(国鉄一般色) 
新製落成日、1966(昭和41)年10月28日、新製配置、亀山、製造、日本車輌
転属日、1979(昭和54)年12月24日、転属配置先、伊勢
転属日、1980(昭和55)年4月12日、転属配置先、八王子
転属日、1986(昭和61)年3月3日、転属配置先、茅ヶ崎
JR化後車体更新工事とカミンズ製DMF14HZエンジンへの換装が施工されている。
転属日、1991(平成3)年3月20日、転属配置先、木更津
国鉄一般色に復元、2009(平成21)年7月1日、施工、郡山総合車両センター
廃車日、2013(平成25)年7月10日、木更津
2013(平成25)年7月10日、水島臨海鉄道へ譲渡

キハ30-1〜100
キハ35系の両運転台形、
トイレなし 
オールロングシートを備える。
定員128(座席56)名。


キハ37形
1983年(昭和58年)に日本国有鉄道(国鉄)が製造した気動車である。
老朽化した一般形気動車の置換用として新製された。
本線用のキハ40系に対し、地方交通線での運用を主目的とし、
かつ本線走行も可能な経済的車両として開発されたもので、
1983(昭和58)年に5両が新製された。
5両が製造され、1987年(昭和62年)の
国鉄分割民営化以降は東日本旅客鉄道(JR東日本)に3両が、
西日本旅客鉄道(JR西日本)に2両が承継された。
2021年現在は水島臨海鉄道がJR東日本からの譲受車3両を保有す

0番台
キハ37 1(新潟鐵工所), 2(富士重工業)便所あり

画像番号IMG 0736.JPGの画像は、
キハ37−2
新製落成日、1983(昭和58)年1月18日、新製配置、木更津、製造、富士重工
1998年(平成10年)2月 AU26を搭載し冷房改造
1999年(平成11年)から2000年(平成12年)にかけて、
機関をカミンズ製DMF14HZへ順次換装
廃車日、2013(平成25)年7月10日、木更津
2013(平成25)年7月10日、水島臨海鉄道へ譲渡

キハ37-1〜2
片運転台車
機関カミンズ製DMF14HZ
AU26形冷房装置が搭載
トイレ付 
オールロングシートを備える。
定員138(座席64)名。


1000番台
キハ37 1001(新潟鐵工所), 1002, 1003(富士重工業)
便所なしの1000番台が3両、新潟鐵工所および富士重工業で製造された。

画像番号IMG 0732.JPGの画像は、
キハ37−1002
新製落成日、1983(昭和58)年1月18日、新製配置、木更津、製造、富士重工
1998年(平成10年)3月 冷房改造 AU26を搭載し冷房改造
1999年(平成11年)から2000年(平成12年)にかけて、
機関をカミンズ製DMF14HZへ順次換装
廃車日、2013(平成25)年7月10日、木更津
2013(平成25)年7月10日、水島臨海鉄道へ譲渡

画像番号IMG 0734.JPGの画像は、
キハ37−1003
新製落成日、1983(昭和58)年1月18日、新製配置、木更津、製造、富士重工
1998年(平成10年)3月 冷房改造 AU26を搭載し冷房改造
1999年(平成11年)から2000年(平成12年)にかけて、
機関をカミンズ製DMF14HZへ順次換装
廃車日、2013(平成25)年7月10日、木更津
2013(平成25)年7月10日、水島臨海鉄道へ譲渡


キハ37-1001〜1003
片運転台車
機関カミンズ製DMF14HZ
AU26形冷房装置が搭載
トイレなし 
オールロングシートを備える。
定員146(座席66)名。


キハ38形
老朽化したキハ35系の置換え用として、
1986・87(昭和61・62)年にキハ35形の台車・変速機を流用して車体を新製した改造車である。
車体は片運転台、両開き3扉で、
座席はロングシート(キハ38 1〜の便所正面のみ2人掛けのクロスシート)で、
腰掛は構造簡素化、軽量化を図ったバケットタイプのものとしている。
運転台はキハ37形と同様に高運転台となり、前面は上部を黒色とし、
前照灯と尾灯は185系特急形電車のようにFRPに収納している。
八高線で使用されていたキハ35形を車体更新した形式で、
1986年(昭和61年)から1987年にかけて7両が各地の国鉄工場で製造された。
車体は新造されたが、台車や変速機などの主要機器が流用されており、
キハ35形の改造名義となっている。


0番台
1-4の4両、便所付きの片運転台車、
キハ38 1はキハ35 152, キハ38 2はキハ35 161, キハ38 3はキハ35 513
キハ38 4はキハ35 515からの改造である。

画像番号IMG 0722.JPGの画像は、
キハ38−2
製造時形式車番、キハ35-161
新製落成日、1966(昭和41)年2月25日、新製配置、千葉、製造、富士重工
転属日、1975(昭和50)年5月31日、転属配置先、木更津
転属日、1975(昭和50)年10月1日、転属配置先、高崎
改造後、キハ38-2
改造施行日、1986(昭和61)年6月4日、改造工、大宮工場
転属日、1996(平成8)年5月29日、転属配置先、木更津
廃車日、2012(平成24)年12月20日、木更津


画像番号IMG 0724.JPGの画像は、
キハ38−4
製造時形式車番、キハ35-515
新製落成日、1965(昭和40)年9月10日、新製配置、新潟、製造、富士重工
転属日、1985(昭和60)年7月2日、転属配置先、八王子
転属日、1986(昭和61)年3月3日、転属配置先、茅ヶ崎
転属日、1986(昭和61)年10月14日、転属配置先、高崎
改造後、キハ38-4
改造施行日、1986(昭和61)年11月26日、改造工、大宮工場
転属日、1996(平成8)年6月17日、転属配置先、木更津
廃車日、2012(平成24)年12月20日、木更津


キハ38-1〜4
片運転台車
機関は新潟鐵工所製のDMF13HS
トイレ設置、
オールロングシートを備える。
定員124(座席54)名。


1000番台
1001-1003の3両。
便所無しの片運転台車。
キハ38 1001はキハ35 153、
キハ38 1002はキハ35 201,キハ38 1003はキハ35 516からの改造である。

画像番号IMG 0716.JPGの画像は、
キハ38−1002 
製造時形式車番、キハ35-201
新製落成日、1966(昭和41)年4月19日、新製配置、千葉、製造、富士重工
転属日、1974(昭和49)年11月11日、転属配置先、高崎
改造後、キハ38-1002
改造施行日、1986(昭和61)年5月23日、改造工、幡生工場
転属日、1996(平成8)年7月5日、転属配置先、木更津
廃車日、2012(平成24)年12月20日、木更津

画像番号IMG 0738.JPGの画像は、
キハ38−1003 
製造時形式車番、キハ35-516
新製落成日、1965(昭和40)年9月4日、新製配置、新潟、製造、富士重工
転属日、1985(昭和60)年7月2日、転属配置先、八王子
転属日、1986(昭和61)年3月3日、転属配置先、茅ヶ崎
転属日、1986(昭和61)年10月14日、転属配置先、高崎
改造後、キハ38-1003
改造施行日、1987(昭和62)年3月16日、改造工、鷹取工場
転属日、1996(平成8)年4月17日、転属配置先、木更津
廃車日、2012(平成24)年12月20日、木更津
2013(平成25)年7月10日、水島臨海鉄道へ譲渡

キハ38-1001〜1003
片運転台車
機関は新潟鐵工所製のDMF13HS
オールロングシートを備える。
トイレ無し、
定員138(座席58)名。