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485系シルフィード
シルフィード (Sylphide) は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が、
1990年(平成2年)から2018年(平成30年)まで運用していた鉄道車両(電車)で、
ジョイフルトレインと呼ばれる車両の一種である。
JR東日本新潟支社では、日本国有鉄道(国鉄)時代から継続して、
12系客車を改造した6両編成の和式(お座敷)客車(1985年(昭和60年)に、
サロンカー「サロン佐渡」1両を追加)と、
キハ28形・キハ58形気動車カーペット車を運用していた。
1987年(昭和62年)には欧風車両である「サロンエクスプレスアルカディア」の運行を開始したが、
1988年(昭和63年)3月30日に火災事故を起こし、使用不能となっていた。
当時、新潟支社のジョイフルトレインは、
分割民営化以後に首都圏への乗り入れが増加していたが、
それまでのジョイフルトレインは一部を除いて客車か気動車であった。
そこで、ベースを交直流電車とした上で、
非電化線区ではディーゼル機関車による牽引を可能にすることで、
これらの問題を解決することになった。
画像番号IMGP1026.JPGの画像は、
1号車 クロ484−1
製造時形式車番、サロ189-4、
新製落成日、1975(昭和50)年5月27日、新製配置、長野、製造、川崎重工
改造後、クロ484-1
改造施行日、1990(平成2)年8月11日、改造工、新津車両所
改造後、クロ484-701
改造施行日、2001(平成13)年10月1日、改造工、土崎工場
廃車日、2018(平成30)年1月11日、新潟
画像番号IMGP1027.JPGの画像は、
2号車 モロ484−1
製造時形式車番、サロ189-3、
新製落成日、1975(昭和50)年5月20日、新製配置、長野、製造、川崎重工
改造後、モロ484-1
改造施行日、1990(平成2)年8月11日、改造工、新津車両所
改造後、モハ484-701
改造施行日、2001(平成13)年10月1日、改造工、土崎工場
廃車日、2018(平成30)年1月11日、新潟
画像番号IMGP1028.JPGの画像は、
3号車 クモロ485−1
製造時形式車番、サロ189-2、
新製落成日、1975(昭和50)年6月2日、新製配置、長野、製造、川崎重工
改造後、クモロ485-1
改造施行日、1990(平成2)年8月11日、改造工、新津車両所
改造後、クモハ485-701
改造施行日、2001(平成13)年10月1日、改造工、土崎工場
廃車日、2018(平成30)年1月11日、新潟
1号車 クロ484-1(旧 サロ189-4)
展望室を有する。
MG・CPを搭載する制御車(Tsc)。
電源用機関を床下に搭載しているため、
出入台後部に機器室を設置している。
定員24名。
2号車 モロ484-1(旧 サロ189-3)
主変圧器、主整流器などの交流機器をもつ中間電動車(M')で、
前位寄りにパンタグラフを搭載する。
トイレ・洗面所・女性向けドレッサー室を設置する。
定員30人
3号車 クモロ485-1(旧 サロ189-2)
クロ484-1同様にフリースペースとなった展望室を有するが、
主抵抗器などの直流機器を搭載する制御電動車(Msc)。
展望室には中央に座席を設置する。
定員27人
485系 NO.DO.KA
JR東日本新潟支社のジョイフルトレイン 「シルフィード」 を再改造したもの。
2001年(平成13年)1月には、客室設備はそのままに普通車に格下げされ、次のように改番された。
同年10月には、カーペット車両に改装し、
同時に愛称を「NO.DO.KA」(のどか)に変更した。
この際、便所増設と塗装変更を行い、
非電化線区用の発電機器類はそのまま残され、
その後も団体専用列車を中心に運用されていた。
2001年(平成13年)1月には、客室設備はそのままに普通車に格下げされ、次のように改番された。
2017年7月25日に、新潟支社は「NO.DO.KA」が老朽化に伴い、
2018年1月中に引退する予定であると発表し、
2018年1月7日に臨時団体列車「惜別 NO.DO.KA」をもって運行を終了。
同月10日に新宿駅経由で長野総合車両センターへ廃車回送され、
同日付で廃車された。
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1号車 クハ484−701
製造時形式車番、サロ189-4、
新製落成日、1975(昭和50)年5月27日、新製配置、長野、製造、川崎重工
改造後、クロ484-1
改造施行日、1990(平成2)年8月11日、改造工、新津車両所
改造後、クロ484-701
改造施行日、2001(平成13)年10月1日、改造工、土崎工場
廃車日、2018(平成30)年1月11日、新潟
画像番号DSC 7738.JPGの画像は、
2号車 モハ484−701
製造時形式車番、サロ189-3、
新製落成日、1975(昭和50)年5月20日、新製配置、長野、製造、川崎重工
改造後、モロ484-1
改造施行日、1990(平成2)年8月11日、改造工、新津車両所
改造後、モハ484-701
改造施行日、2001(平成13)年10月1日、改造工、土崎工場
廃車日、2018(平成30)年1月11日、新潟
画像番号DSC 7733.JPGの画像は、
3号車 クモハ485−701
製造時形式車番、サロ189-2、
新製落成日、1975(昭和50)年6月2日、新製配置、長野、製造、川崎重工
改造後、クモロ485-1
改造施行日、1990(平成2)年8月11日、改造工、新津車両所
改造後、クモハ485-701
改造施行日、2001(平成13)年10月1日、改造工、土崎工場
廃車日、2018(平成30)年1月11日、新潟
1号車 クハ484-701(旧クロ484-1)
MG・CPを搭載する制御車(T'c)。
MGは2003(平成15)年5月にSIV(SC54)に変更された。
電源用機関を床下に搭載しているため、出入台後部に機器室を設置している。
展望室はラウンジタイプとなり、定員28名。
2号車 モハ484-701(旧モロ484-1)
主変圧器、主整流器などの交流機器をもつ中間電動車(M')で、
前位寄りにパンタグラフを搭載する。
トイレ・洗面所・女性向けドレッサー室を設置する。
定員36名。
3号車 クモハ485-701(旧クモロ485-1)
主抵抗器などの直流機器を搭載する制御電動車(Mc)。
展望室には中央に座席を設置する。
定員32名。
485系 きらきらうえつ
東日本旅客鉄道(JR東日本)新潟支社が、
新潟駅 - 酒田駅・象潟駅間を白新線・羽越本線経由で運行する快速列車である。
新潟駅で上越新幹線に接続し、新潟県下越地方、
山形県庄内地方を走行する臨時列車で、年間を通じて主に週末を中心に運転される。
列車名は、羽越本線に寄り沿う日本海の美しさを「きらきら」で表現するとともに、
路線名の由来でもある沿線地域の旧国名「出羽国」と
「越後国」を合わせた「羽越」を表したものである。
沿線には日本海に沈む夕日や出羽三山、かつての城下町である鶴岡市と村上市、
北前船の文化が根付く湊町の酒田市などをはじめ数々の観光地が存在し、
また多種多様な食材が豊富な立地でもあり、四季を通じて観光資源に恵まれている。
こうしたことから「きらきらうえつ」には「乗ってうれしい・降りて楽しい」という
キャッチコピーが銘打たれ、沿線観光が主眼に置かれており、
停車各駅からの観光コースも設定されている。
JR東日本新潟支社と秋田支社、仙台支社では沿線自治体と共同で観光振興に取り組んでいるほか、
山形新幹線の在来線区間を運行する臨時特急列車「とれいゆ つばさ」などと、
合わせた周遊観光ルートの提案を進めている。
新潟車両センター所属の485系電車700番台「きらきらうえつ」専用4両編成が充当される。
外装はホワイトをベースに、羽越本線沿線の色彩豊かな四季の風景を、
イメージカラー化してパッチワーク風に配色した塗装が施されている。
種車の485系は高運転台だが、
きらきらうえつ編成は車窓の眺望性を高めるため低運転台に改造されている。
なお、きらきらうえつ編成が定期検査等のため運用できない場合は、
快速「きらきらうえつ」は他車両での代替運転は行わず、全区間で運休となる。
画像番号DSC 1205.JPGの画像は、
1号車 クハ484−702
(運転室後方)にはレストバーベンチを備えた簡易展望スペース
定員38人
製造時形式車番、サハ489-5、
新製落成日、1973(昭和48)年3月29日、新製配置、金沢、製造、東急車輌
一度目改造、クハ481-753
改造施行日、1986(昭和61)年8月7日、改造工、幡生工場
転属日、1986(昭和61)年11月1日、転属配置先、上沼垂
二度目改造、改番、クハ485-704 「485系きらきらうえつ化」
改造施行日、2001(平成13)年11月19日、改造工、土崎工場
廃車日、2020(令和2)年3月1日、新潟
画像番号DSC 1208.JPGの画像は、
2号車 モハ484−702
「きらきらラウンジ」、ミニビュッフェ「茶屋」とボックス席(18席)、
製造時形式車番、モハ484-1078、
新製落成日、1978(昭和53)年9月7日、新製配置、秋田、製造、日立製作所
転属日、1986(昭和61)年10月29日、転属配置先、新潟
転属日、1986(昭和61)年11月1日、転属配置先、上沼垂
改造後、モハ484-702
「485系きらきらうえつ化」
改造施行日、2001(平成13)年11月19日、改造工、土崎工場
廃車日、2020(令和2)年3月1日、新潟
画像番号DSC 1212.JPGの画像は、
3号車 モハ485−702
多目的室「きらきらルーム」
定員40人
製造時形式車番、モハ485-1078、
新製落成日、1978(昭和53)年9月7日、新製配置、秋田、製造、日立製作所
転属日、1986(昭和61)年10月29日、転属配置先、新潟
転属日、1986(昭和61)年11月1日、転属配置先、上沼垂
「485系きらきらうえつ化」
改造後、モハ485-702
改造施行日、2001(平成13)年11月19日、改造工、土崎工場
廃車日、2020(令和2)年3月1日、新潟
画像番号DSC 1214.JPGの画像は、
4号車 クハ485−701
(運転室後方)にはレストバーベンチを備えた簡易展望スペース
定員38人
製造時形式車番、クハ481-349、
新製落成日、1976(昭和51)年5月17日、新製配置、青森、製造、日立製作所
転属日、1987(昭和62)年7月1日、転属配置先、南秋田
転属日、1992(平成4)年6月13日、転属配置先、勝田
転属日、1998(平成10)年10月25日、転属配置先、上沼垂
「485系きらきらうえつ化」
改造後、クハ485-701
改造施行日、2001(平成13)年11月19日、改造工、土崎工場
廃車日、2020(令和2)年3月1日、新潟
485系 華(はな)
12系和式客車「なごやか」の老朽置換え用として、
1997年3月に大宮工場で改造された和式のジョイフルトレインで、
大宮支社が保有し、小山車両センターに所属している。
485系電車を改造した6両編成で、クロ485-2、クロ484-4、
モロ485-4・5、モロ484-6・7 で構成されている。
室内は全車掘ごたつ式になっている。
団体列車で運用されることが多いが、
「ニューなのはな」とともに臨時列車の運用も多い。
JR東日本東京地域本社(当時)では、
お座敷客車「なごやか」「江戸」、
お座敷電車「宴」の3編成の和式車両を保有しており、
中・高年代層の団体輸送に使用されてきた。
しかし、客車編成は老朽化に加えて、
機関車による牽引となることから速度面で電車に劣り、
特に首都圏での運行ではダイヤ作成上の障害となっていた。
このため、「なごやか」の代替編成として、
和式電車を製作することになったものである。
いずれの車両も485系電車からの改造で、
先頭車がクロ484形とクロ485形、
中間車はモロ484形とモロ485形である。
各車両の番号は「リゾートエクスプレスゆう」・「宴」からの続き番号となっている。
全車両がグリーン車扱いである。
画像番号DSC 1524.JPGの画像は、
1号車 クロ485−4
定員24人
製造時形式車番、クハ481-28、
新製落成日、1965(昭和40)年7月5日、新製配置、仙台、製造、日本車輌
転属日、1985(昭和60)年2月17日、転属配置先、向日町
転属日、1986(昭和61)年11月1日、転属配置先、上沼垂
転属日、1996(平成8)年9月10日、転属配置先、小山
改造後、クロ485-4
改造施行日、1997(平成9)年3月14日、改造工、土崎工場
転属日、2015(平成27)年3月14日、転属配置先、高崎
廃車日、2022(令和4)年11月10日、高崎
画像番号DSC 1516.JPGの画像は、
2号車 モロ484−7
定員24人
製造時形式車番、モハ484-251、
新製落成日、1973(昭和48)年1月19日、新製配置、向日町、製造、川崎重工
転属日、1986(昭和61)年11月1日、転属配置先、上沼垂
転属日、1996(平成8)年9月10日、転属配置先、小山
改造後、モロ484-7
改造施行日、1997(平成9)年3月14日、改造工、土崎工場
転属日、2015(平成27)年3月14日、転属配置先、高崎
廃車日、2022(令和4)年11月10日、高崎
画像番号DSC 1508.JPGの画像は、
3号車 モロ485−5
定員28人
製造時形式車番、モハ485-149、
新製落成日、1973(昭和48)年1月19日、新製配置、向日町、製造、川崎重工
転属日、1986(昭和61)年11月1日、転属配置先、上沼垂
転属日、1996(平成8)年9月10日、転属配置先、小山
改造後、モロ485-5
改造施行日、1997(平成9)年3月14日、改造工、土崎工場
転属日、2015(平成27)年3月14日、転属配置先、高崎
廃車日、2022(令和4)年11月10日、高崎
画像番号DSC 1502.JPGの画像は、
4号車 モロ484−6
定員24人
製造時形式車番、モハ484-87、
新製落成日、1972(昭和47)年4月25日、新製配置、向日町、製造、日立製作所
転属日、1986(昭和61)年11月1日、転属配置先、上沼垂
転属日、1996(平成8)年9月10日、転属配置先、小山
改造後、モロ484-6
改造施行日、1997(平成9)年3月14日、改造工、土崎工場
転属日、2015(平成27)年3月14日、転属配置先、高崎
廃車日、2022(令和4)年11月10日、高崎
画像番号DSC 1495.JPGの画像は、
5号車 モロ485−4
定員28人
製造時形式車番、モハ485-87、
新製落成日、1972(昭和47)年4月25日、新製配置、向日町、製造、日立製作所
転属日、1986(昭和61)年11月1日、転属配置先、上沼垂
転属日、1996(平成8)年9月10日、転属配置先、小山
改造後、モロ485-4
改造施行日、1997(平成9)年3月14日、改造工、土崎工場
転属日、2015(平成27)年3月14日、転属配置先、高崎
廃車日、2022(令和4)年11月10日、高崎
画像番号DSC 1488.JPGの画像は、
6号車 クロ485−2
定員24人
製造時形式車番、クハ481-21、
新製落成日、1965(昭和40)年6月30日、新製配置、仙台、製造、汽車製造
転属日、1982(昭和57)年11月26日、転属配置先、向日町
転属日、1986(昭和61)年11月1日、転属配置先、上沼垂
転属日、1996(平成8)年9月10日、転属配置先、小山
改造後、クロ485-2
改造施行日、1997(平成9)年3月14日、改造工、土崎工場
転属日、2015(平成27)年3月14日、転属配置先、高崎
廃車日、2022(令和4)年11月10日、高崎
485系 宴(うたげ)
JR東日本東京地域本社(当時)では、
「なごやか」・「江戸」の2編成の和式車両(お座敷客車)を保有しており、
中・高年代層の団体輸送に使用されてきた。
しかし、需要に追いつかず、申し込みを断るケースも多々あったことから、
新たな和式車両の投入を行なうことになり、
改造された車両である。
当初から和式車両への改造が行なわれた交流直流両用電車は、
JR東日本では本車両が初めてである。
少なくともJR東日本の電化区間であれば、
信号方式がATC専用の区間でない限り走行可能で、
機関車交換が不要で走行速度も高いために、
到達時分の短縮も図れることになったことから、
以後485系改造の和式車両がいくつか登場することになる。
いずれの車両も485系電車からの改造で、
先頭車がクロ484形とクロ485形、
中間車はモロ484形とモロ485形である。
各車両の番号は「シルフィード」・「リゾートエクスプレスゆう」からの続き番号となっている。
画像番号DSC 2585.JPGの画像は、
1号車 クロ484−3
定員24人
製造時形式車番、クハ481-22、
新製落成日、1965(昭和40)年6月30日、新製配置、仙台、製造、汽車製造
転属日、1982(昭和57)年10月25日、転属配置先、南福岡
転属日、1985(昭和60)年1月23日、転属配置先、仙台
転属日、1985(昭和60)年3月14日、転属配置先、勝田
転属日、1989(平成元)年4月7日、転属配置先、上沼垂
転属日、1989(平成元)年11月18日、転属配置先、勝田
転属日、1993(平成5)年9月11日、転属配置先、小山
改造後、クロ484-3
改造施行日、1994(平成6)年4月26日、改造工、大船工場
転属日、2015(平成27)年3月30日、転属配置先、高崎
廃車日、2019(令和2)年4月26日、高崎
画像番号DSC 2588.JPGの画像は、
2号車 モロ484−5
定員24人
製造時形式車番、モハ484-37、
新製落成日、1970(昭和45)年7月10日、新製配置、仙台、製造、日本車輌
転属日、1985(昭和60)年3月14日、転属配置先、勝田
転属日、1993(平成5)年9月11日、転属配置先、小山
改造後、モロ484-5
改造施行日、1994(平成6)年5月26日、改造工、東急車輌
転属日、2015(平成27)年3月14日、転属配置先、高崎
廃車日、2019(令和2)年4月26日、高崎
画像番号DSC 2590.JPGの画像は、
3号車 モロ485−3
定員28人
製造時形式車番、モハ485-37、
新製落成日、1970(昭和45)年7月10日、新製配置、仙台、製造、日本車輌
転属日、1985(昭和60)年3月14日、転属配置先、勝田
転属日、1993(平成5)年9月11日、転属配置先、小山
改造後、モロ485-3
改造施行日、1994(平成6)年5月26日、改造工、東急車輌
転属日、2015(平成27)年3月14日、転属配置先、高崎
廃車日、2019(令和2)年4月26日、高崎
画像番号DSC 2592.JPGの画像は、
4号車 モロ484−4
定員24人
製造時形式車番、モハ484-56、
新製落成日、1971(昭和46)年12月22日、新製配置、仙台、製造、日立製作所
転属日、1985(昭和60)年3月14日、転属配置先、勝田
転属日、1993(平成5)年9月11日、転属配置先、小山
改造後、モロ484-4
改造施行日、1994(平成6)年4月26日、改造工、東急車輌
転属日、2015(平成27)年3月30日、転属配置先、高崎
廃車日、2019(令和2)年4月26日、高崎
画像番号DSC 2596.JPGの画像は、
5号車 モロ485−2
定員28人
製造時形式車番、モハ485-56、
新製落成日、1971(昭和46)年12月22日、新製配置、仙台、製造、日立製作所
転属日、1985(昭和60)年3月14日、転属配置先、勝田
転属日、1993(平成5)年9月11日、転属配置先、小山
改造後、モロ485-2
改造施行日、1994(平成6)年4月26日、改造工、東急車輌
転属日、2015(平成27)年3月30日、転属配置先、高崎
廃車日、2019(令和2)年4月26日、高崎
画像番号DSC 2598.JPGの画像は、
6号車 クロ485−1
定員24人
製造時形式車番、クハ481-25、
新製落成日、1965(昭和40)年8月3日、新製配置、仙台、製造、汽車製造
転属日、1985(昭和60)年3月14日、転属配置先、勝田
転属日、1989(平成元)年4月7日、転属配置先、上沼垂
転属日、1989(平成元)年11月18日、転属配置先、勝田
転属日、1993(平成5)年9月11日、転属配置先、小山
改造後、クロ485-1
改造施行日、1994(平成6)年4月26日、改造工、大宮工場
転属日、2015(平成27)年3月30日、転属配置先、高崎
廃車日、2019(令和2)年4月26日、高崎
485系リゾートエクスプレスゆう
JR東日本東京地域本社と水戸支社で、
共通使用するジョイフルトレインとして、
1991年にサロ183形・189形・481形を種車に、
4両が大井工場(現・東京総合車両センター)で2両が、
大船工場(現・鎌倉車両センター)で改造された。
非電化区間への直通運用を考慮し、専用の電源車も同時に改造で登場した。
水戸支社で使用してきた和式客車スロ81形・スロフ81形
「ふれあい」の後継編成であると同時に、
首都圏のジョイフルトレインの新しいシンボルとして、
「コンフォートクオリティ」を目指した。
外部塗色はフュージョンベージュをベースカラーとし、
窓周りにフィロスブラウンを配し、
窓上にアクセントとしてペパーミントグリーンのピンストライプが入る。
また、1998年に内装を和式化し、
引き続き常磐線系統を中心に各種の臨時列車・団体列車に使用されている。
車体断面は651系と同様、下部をしぼった曲面で構成された。
側面窓には大型の連続窓が採用された。
車両前面はセンターピラーの幅を広げた上で、
縦長の電照式ヘッドマークとした。
センターピラーの下には縦型2灯式の前照灯を設置し、
その両側に尾灯兼用のLED標識灯を配した。
集電装置(パンタグラフ)はモロ484に1基搭載するが、
中央東線などのトンネル断面の小さい線区への入線も可能なように、
パンタグラフ取り付け部分の屋根は一段低くなっている。
お座敷車化改造
「リゾートエクスプレスゆう」は欧風電車として登場したが、
団体輸送のニーズがお座敷志向へと変化するのに伴って、
稼働率が落ちていたため、1998(平成10)年にお座敷車化改造された。
従来の先頭車の展望室と、4号車のイベントカーはそのまま残され、
他は全室高床構造の畳敷きに改装された。
構体は客室にモニタ追加のための中間取付台設置と、
スポットクーラー撤去のため天井構体が変更された程度で、
極力大掛かりな改造は行われなかった。
客室内は4人用の座卓と座椅子が配置され、中間電動車には前後位にモニタ装置、
全車後位側にカラオケ装置、4号車以外の後位側に冷蔵ケース、
4号車以外の出入台側に下駄箱が設置された。
便・洗面所についてもリニューアルされた。
塗色やシンボルマーク、愛称は改造前と同様である。
画像番号DSC 2732.JPGの画像は、
1号車 クロ484−2
製造時形式車番、サロ183-1008、
新製落成日、1976(昭和51)年1月21日、新製配置、田町、製造、東急車輌
転属日、1985(昭和60)年3月16日、転属配置先、長野
転属日、1986(昭和61)年11月1日、転属配置先、松本
転属日、1989(平成元)年3月17日、転属配置先、勝田
改造後、クロ484-2
改造施行日、1991(平成3)年3月14日、改造工、大船工場
お座敷化
改造施行日、1998(平成10)年9月21日、改造工、大宮工場
廃車日、2018(平成30)年9月6日、勝田
画像番号DSC 2728.JPGの画像は、
2号車 モロ484−3
製造時形式車番、サロ189-8、
新製落成日、1975(昭和50)年11月19日、新製配置、長野、製造、川崎重工
改造後、モロ484-3
改造施行日、1991(平成3)年3月30日、改造工、大井工場
お座敷化
改造施行日、1998(平成10)年9月21日、改造工、大宮工場
廃車日、2018(平成30)年9月6日、勝田
画像番号DSC 2725.JPGの画像は、
3号車 モロ485−1
製造時形式車番、サロ189-6、
新製落成日、1975(昭和50)年6月17日、新製配置、長野、製造、川崎重工
改造後、モロ485-1
改造施行日、1991(平成3)年3月30日、改造工、大船工場
お座敷化
改造施行日、1998(平成10)年9月21日、改造工、大宮工場
廃車日、2018(平成30)年9月6日、勝田
画像番号DSC 2722.JPGの画像は、
4号車 サロ485−1
イベントカー
製造時形式車番、サロ481-1002、
新製落成日、1976(昭和51)年2月25日、新製配置、秋田、製造、日立製作所
転属日、1986(昭和61)年10月2日、転属配置先、勝田
改造後、サロ485-1
改造施行日、1991(平成3)年3月30日、改造工、大井工場
廃車日、2018(平成30)年9月6日、勝田
画像番号DSC 2718.JPGの画像は、
5号車 モロ484−2
製造時形式車番、サロ189-7、
新製落成日、1975(昭和50)年7月3日、新製配置、長野、製造、川崎重工
改造後、モロ485-2
改造施行日、1991(平成3)年3月30日、改造工、大井工場
お座敷化
改造施行日、1998(平成10)年9月21日、改造工、大宮工場
廃車日、2018(平成30)年9月6日、勝田
画像番号DSC 2715.JPGの画像は、
6号車 クモロ485−2
製造時形式車番、サロ189-5、
新製落成日、1975(昭和50)年6月10日、新製配置、長野、製造、川崎重工
改造後、クモロ485-2
改造施行日、1991(平成3)年3月30日、改造工、大井工場
お座敷化
改造施行日、1998(平成10)年9月21日、改造工、大宮工場
廃車日、2018(平成30)年9月6日、勝田
クロ484-2
1号車に連結される偶数向き(上野方)の制御車で、
車体や客室内の設備等は奇数向きの6号車クモロ485-2に準じ、
3位側に洗面所と小便所、4位側に洋式便所を設置している。
MG・CPを搭載。
種車はサロ183-1008。
定員は登場時21名で、お座敷車化改造後は20名。
モロ484-2
2号車に連結される中間電動車(M's)。
種車はサロ189-8。
パンタグラフ(PS26系)および主変圧器、
主整流器などの交流機器を搭載する。
パンタグラフ取付部は低屋根となっており、
中央本線の小断面トンネル区間にも乗入れ可能である。
登場時の定員は39名で、お座敷車化改造後は32名。
モロ485-1
3号車に連結される中間電動車(Ms)で、
種車はサロ189-6、
写真手前4位側は多目的室で、3位側に業務室を有する。
登場時の定員は33名で、お座敷車化改造後は28名。
サロ485-1
4号車に連結される付随車のイベント車(Ts)で、
種車はサロ481-1002。
全体をフリースペースとして、
前位側はハイデッカー構造のドーム展望室として、
10席のリクライニングシートと折りたたみ式のサイドテーブルを設置。
照明設備は足元のみとして、
夜空を眺めながらのムードある旅を演出できるようにしている。
イベントフロアにはバーカウンタ、
AVコントロールステーション、スクリーンを設置。
両壁に5席ずつの折りたたみ式椅子を取付けている。
お座敷車化改造後も、変化はない。
モロ484-5
5号車に連結される中間電動車(M's)。
種車はサロ189-7
パンタグラフ(PS26系)および主変圧器、
主整流器などの交流機器を搭載する。
パンタグラフ取付部は低屋根となっており、
中央本線の小断面トンネル区間にも乗入れ可能である。
登場時の定員は39名で、お座敷車化改造後は32名。
クモロ485-2
奇数向(青森方)の制御電動車(Msc)で、6号車に連結される。
モロ484-5とユニットを組む。サロ189-5を種車としている。
3位側に洗面所と小便所、4位側に洋式便所を設置している。
定員は登場時21名で、お座敷車化改造後は20名。
485系ニューなのはな
JR東日本千葉支社では、1986年よりお座敷電車「なのはな」を保有し、
団体輸送に使用されてきた。
しかし、老朽化に加えて、直流電車であったことから、
交流電化区間への乗り入れが出来ず、運用に制約があった。
このため、「なのはな」の代替と同時に、
サービスレベルの向上を主眼として開発された車両である。
いずれの車両も485系電車からの改造で、
先頭車がクロ484形とクロ485形、
中間車はモロ484形とモロ485形である。
各車両の番号は「リゾートエクスプレスゆう」・「宴」・「華」からの
続き番号となっている。
画像番号DSC 2796.JPGの画像は、
1号車 クロ484−5
製造時形式車番、サロ181-1106、
新製落成日、1978(昭和53)年6月27日、新製配置、新潟、製造、日本車輌
一代目改造後、サロ481-1506、
改造施行日、1982(昭和57)年12月17日、改造工、土崎工場
転属日、1985(昭和60)年3月5日、転属配置先、勝田
転属日、1997(平成9)年7月18日、転属配置先、幕張
二代目改造後、クロ484-5、
改造施行日、1997(平成9)年12月20日、改造工、郡山工場
廃車日、2016(平成28)年9月26日、幕張
画像番号DSC 2792.JPGの画像は、
2号車 モロ484−9
製造時形式車番、モハ484-1076、
新製落成日、1978(昭和53)年8月22日、新製配置、秋田、製造、日立製作所
転属日、1986(昭和61)年11月1日、転属配置先、青森
転属日、1988(昭和63)年3月13日、転属配置先、南秋田
転属日、1996(平成9)年5月25日、転属配置先、上沼垂
転属日、1997(平成9)年7月6日、転属配置先、幕張
改造後、モロ484-9、
改造施行日、1997(平成9)年3月14日、改造工、郡山工場
廃車日、2016(平成28)年9月26日、幕張
画像番号DSC 2788.JPGの画像は、
3号車 モロ485−7
製造時形式車番、モハ485-1076、
新製落成日、1978(昭和53)年8月22日、新製配置、秋田、製造、日立製作所
転属日、1986(昭和61)年11月1日、転属配置先、青森
転属日、1988(昭和63)年3月13日、転属配置先、南秋田
転属日、1996(平成9)年5月25日、転属配置先、上沼垂
転属日、1997(平成9)年7月6日、転属配置先、幕張
一代目改造後、クモハ485-1009、
改造施行日、1986(昭和61)年10月30日、改造工、土崎工場
二代目改造後、モロ485-7、
改造施行日、1997(平成9)年12月20日、改造工、郡山工場
廃車日、2016(平成28)年9月26日、幕張
画像番号DSC 2780.JPGの画像は、
4号車 モロ484−8
製造時形式車番、モハ484-1017、
新製落成日、1976(昭和51)年4月6日、新製配置、秋田、製造、近畿車輌
転属日、1986(昭和61)年11月1日、転属配置先、青森
転属日、1988(昭和63)年3月13日、転属配置先、南秋田
転属日、1996(平成9)年5月25日、転属配置先、上沼垂
転属日、1997(平成9)年7月6日、転属配置先、幕張
改造後、モロ484-8、
改造施行日、1997(平成9)年12月20日、改造工、郡山工場
廃車日、2016(平成28)年9月26日、幕張
画像番号DSC 2775.JPGの画像は、
5号車 モロ485−6
製造時形式車番、モハ485-1017、
新製落成日、1976(昭和51)年4月6日、新製配置、秋田、製造、近畿車輌
転属日、1986(昭和61)年11月1日、転属配置先、青森
転属日、1988(昭和63)年3月13日、転属配置先、南秋田
転属日、1996(平成9)年5月25日、転属配置先、上沼垂
転属日、1997(平成9)年7月6日、転属配置先、幕張
改造施行日、1986(昭和61)年7月9日、改造工、土崎工場
二代目改造後、モロ485-6、
改造施行日、1997(平成9)年12月20日、改造工、郡山工場
廃車日、2016(平成28)年9月26日、幕張
画像番号DSC 2770.JPGの画像は、
6号車 クロ485−3
製造時形式車番、サロ481-1007、
新製落成日、1979(昭和54)年6月12日、新製配置、秋田、製造、東急車輌
転属日、1986(昭和61)年10月18日、転属配置先、勝田
転属日、1997(平成9)年7月18日、転属配置先、幕張
改造後、クロ485-3、
改造施行日、1997(平成9)年12月20日、改造工、郡山工場
廃車日、2016(平成28)年9月26日、幕張
クロ484-5
1号車(東京方)に連結される偶数向き制御車(T'sc)で、
種車はサロ481-1506。
モロ484-9
2号車に連結されるパンタグラフを持つ中間電動車(M's)で、
モロ485-7とユニットを組む。
種車はモハ484-1076。前位寄りから業務用室(1位側)、
多目的室(2位側)、
固定ボックスシートの客室(低屋根部でお座敷にできない4ボックス16席分)、
客室、出入台の順で配置されている。
定員座席56名、座敷28名。
モロ485-7
3号車に連結される中間電動車(Ms)で、
モロ484-9とユニットを組む。
種車はクモハ485-1009。
出入台は後位側にあり、前位側は洋式便所が2ヵ所(1・3位側)に、
2位側に洗面所が設置されている。
客室内は前位寄りに冷蔵ケースが設置されている。
前位寄りにあった飲料自動販売機は2008(平成20)年3月に取扱終了となった。
定員は座席56名、座敷40名。
モロ484-8
4号車に連結される主変圧器、
主整流器などの交流機器を搭載する中間電動車(M's)で、
モロ485-7とユニットを組む。
種車はモハ484-1017。
前位屋根上にパンタグラフ(PS26-I)を搭載し、
取付部分は低屋根となっている。
冷房装置は屋根上にAU714を2基搭載するが、
前位寄りはパンタグラフ取付部分が低屋根のため、
車体中央寄りに搭載している。
車内は前位寄りから出入台、
1位側に車販準備室とミーティング室および冷蔵ケース、
客室、出入台と配置されている。
出入台を前後に配置するのは当車のみで、
当車の前後の車両は編成外側に出入台を配置するようになっている。
定員は座席40名、座敷28名。
モロ485-6
5号車に連結される主制御器(CS15F)を搭載する中間電動車(Ms)で、
モロ484-8とユニットを組む。
種車はクモハ485-1001。
前位寄りに出入台、後位寄りに冷蔵ケース、物入れ、
搭載品室が設置されている。
冷房装置は屋根上にAU714を2基搭載する。
定員は座席64名、座敷44名。
クロ485-3
6号車(銚子・館山・安房鴨川方)に連結される奇数向き制御車(Tsc)で、
種車はサロ481-1007。
「華」とは前照灯周りのデザインが異なり、
前位寄りは「華」では展望室となっていたが、出入台となっている。
後位側は、洋式便所が3・4位側の2ヵ所に、3位側に洗面所、
4位側に自動販売機(2008年に取扱終了)が設置されている。
床下には160kVAのMGとCPを搭載する。
定員は座席48名、座敷32名。
485系 リゾートやまどり
「群馬デスティネーションキャンペーン」開催に合わせて、
JR東日本高崎支社の新しい観光列車として、
2011年に運行を開始した高崎車両センター所属の
485系電車によるジョイフルトレインである。
編成番号はYD01。
名称は群馬県の県鳥「ヤマドリ」に由来する。
485系電車の6両編成でテーマは「癒しと郷愁」で、
編成は上野方からクハ484-703・モハ484-703・モハ485-703
モハ484-704・モハ485-704・クハ485-703。
群馬デスティネーションキャンペーンに合わせ、
2011年夏から吾妻線を中心とした高崎支社エリアを中心に運用される。
高崎車両センターに所属している。
後述する「やまなみ」のMM'ユニットと「せせらぎ」編成を種車に、
東急車輛製造で改造施工をした6両編成。
1999年に登場したお座敷電車「やまなみ」のうち中間の2両と、
2001年に登場したお座敷電車「せせらぎ」の全4両を2011年に、
再改造した座席車のジョイフルトレインである。
グリーン車から普通車に格下げされたため形式はロからハへと変更されているが、
車内は座席が1+2の3列となっておりグリーン車並みの設備となっている。
画像番号DSC 6082.JPGの画像は、
1号車 クハ484−703
製造時形式車番、サロ181-1104、
新製落成日、1978(昭和53)年6月13日、新製配置、新潟、製造、日本車輌
一度目改造、サロ481-1504
改造施行日、1982(昭和57)年12月16日、改造工、盛岡工場
転属日、1985(昭和60)年3月3日、転属配置先、勝田
改造後、クハ481-1107
改造施行日、1991(平成3)年2月7日、改造工、郡山工場
「485系せせらぎ化」
改造後、クロ484-7
改造施行日、2001(平成13)年3月21日、改造工、大宮工場
転属日、2005(平成17)年12月10日、転属配置先、高崎
「485系リゾートやまどり化」
改造後、クハ484-703
改造施行日、2011(平成23)年2月10日、改造工、東急車輛
廃車日、2022(令和4)年12月28日、高崎
画像番号DSC 6088.JPGの画像は、
2号車 モハ484−703
製造時形式車番、モハ484-58、
新製落成日、1972(昭和47)年2月24日、新製配置、仙台、製造、日立製作所
転属日、1985(昭和60)年3月22日、転属配置先、勝田
転属日、1997(平成9)年12月19日、転属配置先、新前橋
「485系やまなみ化」
改造後、モロ484-10
改造施行日、1999(平成11)年3月31日、改造工、郡山工場
転属日、2005(平成17)年12月10日、転属配置先、高崎
「485系リゾートやまどり化」
改造後、モハ484-703
改造施行日、2011(平成23)年5月19日、改造工、東急車輌
転属日、2012(平成24)年12月10日、転属配置先、高崎
廃車日、2022(令和4)年12月28日、高崎
画像番号DSC 6094.JPGの画像は、
3号車 モハ485−703
製造時形式車番、モハ485-58、
新製落成日、1972(昭和47)年2月24日、新製配置、仙台、製造、日立製作所
転属日、1985(昭和60)年3月22日、転属配置先、勝田
転属日、1997(平成9)年12月19日、転属配置先、新前橋
「485系やまなみ化」
改造後、モロ485-8
改造施行日、1999(平成11)年3月31日、改造工、郡山工場
転属日、2005(平成17)年12月10日、転属配置先、高崎
「485系リゾートやまどり化」
改造後、モハ485-703
改造施行日、2011(平成23)年5月19日、改造工、東急車輌
廃車日、2022(令和4)年12月28日、高崎
画像番号DSC 6100.JPGの画像は、
4号車 モハ484−704
製造時形式車番、モハ484-1071、
新製落成日、1978(昭和53)年7月27日、新製配置、秋田、製造、日立製作所
転属日、1987(昭和60)年3月1日、転属配置先、南秋田
転属日、1992(平成4)年5月31日、転属配置先、勝田
転属日、2000(平成12)年7月19日、転属配置先、新前橋
改造後、モロ484-11
「485系せせらぎ化」
改造施行日、2001(平成13)年3月21日、改造工、大宮工場
改造後、モハ484-704
転属日、2005(平成17)年12月10日、転属配置先、高崎
「485系リゾートやまどり化」
改造施行日、2011(平成23)年2月10日、改造工、東急車輛
廃車日、2022(令和4)年12月28日、高崎
画像番号DSC 6104.JPGの画像は、
5号車 モハ485−704
製造時形式車番、モハ485-1071、
新製落成日、1978(昭和53)年7月27日、新製配置、秋田、製造、日立製作所
転属日、1987(昭和60)年3月1日、転属配置先、南秋田
転属日、1992(平成4)年5月31日、転属配置先、勝田
転属日、2000(平成12)年7月19日、転属配置先、新前橋
改造後、モロ485-9
「485系せせらぎ化」
改造施行日、2001(平成13)年3月21日、改造工、大宮工場
転属日、2005(平成17)年12月10日、転属配置先、高崎
改造後、モハ485-704
「485系リゾートやまどり化」
改造施行日、2011(平成23)年2月10日、改造工、東急車輛
廃車日、2022(令和4)年12月28日、高崎
画像番号DSC 6112.JPGの画像は、
6号車 クハ485−703
定員28名。
製造時形式車番、サロ181-1102、
新製落成日、1978(昭和53)年6月13日、新製配置、新潟、製造、日本車輌
一度目改造、サロ481-1502
改造施行日、1982(昭和57)年10月4日、改造工、盛岡工場
転属日、1985(昭和60)年3月3日、転属配置先、勝田
二度目改造、クハ481-1105
改造施行日、1990(平成3)年2月3日、改造工、郡山工場
三度目改造、
「485系せせらぎ化」
改造後、クロ485-7
改造施行日、2001(平成13)年3月21日、改造工、大宮工場
転属日、2005(平成17)年12月10日、転属配置先、高崎
改造後、クハ485-703
「485系リゾートやまどり化」
改造施行日、2011(平成23)年2月10日、改造工、東急車輛
廃車日、2022(令和4)年12月28日、高崎
クハ484-703
1号車の制御車(T'c)で、
基本構造はクハ485-703と同様である。
登場当初は前面に愛称名のプレートを掲出していたが、
2012(平成24)年1月にLED表示器が取付けられた。
定員22名。
モハ484-703
2号車の中間電動車(M')で、
主変圧器、主整流器等の交流機器を搭載し、
2号車として連結されてモハ485-703とユニットを組む。
前位側にパンタグラフ(PS26-1)を1基搭載し、
冷房装置は後位側屋根上がAU714、
前位側はパンタグラフ搭載のため低屋根となっている関係で、
床置形のAU183が設置されている。
定員18名。
モハ485-703
3号車の中間電動車(M)で、
主制御器、主抵抗器等の直流機器を搭載する。
モハ484-703とユニットを組む。
車椅子対応大型便所を設置しており、
客室内と出入台には車椅子の回転スペース(写真のロゴ部分)があるほか、
3号車と5号車は後位車端部の大窓部分に、
両サイドに横向きに座席を配置した定員外のフリースペースがある。
定員25名。
モハ484-704
4号車の中間電動車(M')で、
モハ485-704とユニットを組む。
前位側にパンタグラフ(PS26-1)を1基搭載。
1,800mm幅の側窓を持つキッズルームが設置されている。
定員22名。
モハ485-704
5号車の中間電動車(M)で、
モハ484-704とユニットを組む。
業務用室を設置しており、便所は設置されていない。
定員26名。
クハ485-703
6号車の制御車(Tc)で、「せせらぎ」のクロ485-5を種車とする。
先頭部には1,800mmの側窓を持つ展望室、
4位側に洋式便所、男子用小便所、洗面所が設置されている。
160kVAのMGとCPを床下に搭載。
定員23名。
485系 やまなみ
老朽化した12系客車改造の和風客車「くつろぎ」の代替として、
1999年(平成11年)に大宮工場(現・大宮総合車両センター)で485系電車から改造。
編成番号はTG10。
コンセプトは「ハイグレードな日本調空間」。
後述の「せせらぎ」と併結運転が可能であった。
2010年12月で営業運転を終了し、
2011年1月に中間電動車ユニットのみが、
「リゾートやまどり」に改造のため東急車輛製造に入場。
同年5月に「リゾートやまどり」となって出場した。
残った先頭車2両(クロ485-4・クロ484-6)は引き続き、
高崎車両センターに留置された。
その後、2012年春に開催された
「いわてデスティネーションキャンペーン」に際して、
盛岡支社管内で観光列車を運行する計画が発表され、
2011年12月に郡山総合車両センターへ入場。
観光列車用として特急「つがる」等で運用されていた
モハ485・484-3014と組成した4両編成の「ジパング」に再改造された。
画像番号IMGP1197.JPGの画像は、
1号車 クロ484−6
製造時形式車番、クハ481-34、
新製落成日、1969(昭和44)年7月22日、新製配置、向日町、製造、東急大阪
転属日、1975(昭和50)年3月10日、転属配置先、鹿児島
転属日、1985(昭和60)年2月27日、転属配置先、勝田
転属日、1997(平成9)年12月19日、転属配置先、新前橋
「485系やまなみ化」
改造後、クロ484-6
改造施行日、1999(平成11)年3月31日、改造工、郡山工場
転属日、2005(平成17)年12月10日、転属配置先、高崎
「485系ジパング化」
改造後、クハ484-704
改造施行日、2012(平成24)年3月28日、改造工、郡山工場
転属日、2012(平成24)年3月28日、転属配置先、盛岡
廃車日、2021(令和3)年10月14日、盛岡
画像番号IMGP1198.JPGの画像は、
2号車 モロ484−10
製造時形式車番、モハ484-58、
新製落成日、1972(昭和47)年2月24日、新製配置、仙台、製造、日立製作所
転属日、1985(昭和60)年3月22日、転属配置先、勝田
転属日、1997(平成9)年12月19日、転属配置先、新前橋
「485系やまなみ化」
改造後、モロ484-10
改造施行日、1999(平成11)年3月31日、改造工、郡山工場
転属日、2005(平成17)年12月10日、転属配置先、高崎
「485系リゾートやまどり化」
改造後、モハ484-703
改造施行日、2011(平成23)年5月19日、改造工、東急車輌
転属日、2012(平成24)年12月10日、転属配置先、高崎
廃車日、2021(令和3)年10月14日、盛岡
画像番号IMGP1199.JPGの画像は、
3号車 モロ485−8
製造時形式車番、モハ485-58、
新製落成日、1972(昭和47)年2月24日、新製配置、仙台、製造、日立製作所
転属日、1985(昭和60)年3月22日、転属配置先、勝田
転属日、1997(平成9)年12月19日、転属配置先、新前橋
「485系やまなみ化」
改造後、モロ485-8
改造施行日、1999(平成11)年3月31日、改造工、郡山工場
転属日、2005(平成17)年12月10日、転属配置先、高崎
「485系リゾートやまどり化」
改造後、モハ485-703
改造施行日、2011(平成23)年5月19日、改造工、東急車輌
廃車日、2021(令和3)年10月14日、盛岡
画像番号IMGP1200.JPGの画像は、
4号車 クロ485−4
製造時形式車番、クハ481-40、
新製落成日、1971(昭和46)年3月22日、新製配置、向日町、製造、日立製作所
転属日、1975(昭和50)年3月10日、転属配置先、鹿児島
転属日、1984(昭和59)年12月23日、転属配置先、仙台
転属日、1985(昭和60)年3月14日、転属配置先、勝田
転属日、1997(平成9)年12月19日、転属配置先、新前橋
「485系やまなみ化」
改造後、クロ485-4
改造施行日、1999(平成11)年3月31日、改造工、郡山工場
転属日、2005(平成17)年12月10日、転属配置先、高崎
「485系ジパング化」
改造後、クハ485-704
改造施行日、2012(平成24)年3月28日、改造工、郡山工場
転属日、2012(平成24)年3月28日、転属配置先、盛岡
廃車日、2021(令和3)年10月14日、盛岡
クロ484-6
1号車に連結されるT'sc車で、床下に160kVAのMGを搭載。
冷房装置はAU714を2基搭載している。
定員24名。
モロ484-10
2号車に連結されるM's車。定員24名。
パンタグラフ(PS26-I)を屋根上に1基装備し、
取付部分は低屋根となっている。
冷房装置はAU714とNAU183を各1基搭載している。
定員24名。
モロ485-8
3号車に連結されるMs車で、制御装置(CS15F)を装備。
冷房装置はAU714を2基搭載している。
定員28名。
クロ485-4
4号車に連結されるTsc車で、
床下に160kVAのMGを搭載。
定員24名。
485系 せせらぎ
老朽化した12系客車改造の和風客車「やすらぎ」の代替として、
2001年に郡山工場(現・郡山総合車両センター)で485系電車から改造された。
編成番号はTG11。
前述の「やまなみ」と併結運転が可能であり、
号車番号は「やまなみ」の1 - 4号車に続く形で5 - 8号車とされていた。
2010年1月一杯で営業運転を終了し、
同年7月12日から2011年2月10日にかけて「リゾートやまどり」に改造された。
画像番号IMGP1201.JPGの画像は、
5号車 クロ484−7
製造時形式車番、サロ181-1104、
新製落成日、1978(昭和53)年6月13日、新製配置、新潟、製造、日本車輌
一度目改造、サロ481-1504
改造施行日、1982(昭和57)年12月16日、改造工、盛岡工場
転属日、1985(昭和60)年3月3日、転属配置先、勝田
改造後、クハ481-1107
改造施行日、1991(平成3)年2月7日、改造工、郡山工場
「485系せせらぎ化」
改造後、クロ485-7
改造施行日、2001(平成13)年3月21日、改造工、大宮工場
転属日、2005(平成17)年12月10日、転属配置先、高崎
「485系リゾートやまどり化」
改造後、クハ485-703
改造施行日、2011(平成23)年2月10日、改造工、東急車輛
廃車日、2022(令和4)年12月28日、高崎
画像番号IMGP1202.JPGの画像は、
6号車 モロ484−11
製造時形式車番、モハ484-1071、
新製落成日、1978(昭和53)年7月27日、新製配置、秋田、製造、日立製作所
転属日、1987(昭和60)年3月1日、転属配置先、南秋田
転属日、1992(平成4)年5月31日、転属配置先、勝田
転属日、2000(平成12)年7月19日、転属配置先、新前橋
改造後、モロ484-11
「485系せせらぎ化」
改造施行日、2001(平成13)年3月21日、改造工、大宮工場
改造後、モハ484-704
転属日、2005(平成17)年12月10日、転属配置先、高崎
「485系リゾートやまどり化」
改造施行日、2011(平成23)年2月10日、改造工、東急車輛
廃車日、2022(令和4)年12月28日、高崎
画像番号IMGP1203.JPGの画像は、
7号車 モロ485−9
製造時形式車番、モハ485-1071、
新製落成日、1978(昭和53)年7月27日、新製配置、秋田、製造、日立製作所
転属日、1987(昭和60)年3月1日、転属配置先、南秋田
転属日、1992(平成4)年5月31日、転属配置先、勝田
転属日、2000(平成12)年7月19日、転属配置先、新前橋
改造後、モロ485-9
「485系せせらぎ化」
改造施行日、2001(平成13)年3月21日、改造工、大宮工場
転属日、2005(平成17)年12月10日、転属配置先、高崎
改造後、モハ485-704
「485系リゾートやまどり化」
改造施行日、2011(平成23)年2月10日、改造工、東急車輛
廃車日、2022(令和4)年12月28日、高崎
画像番号IMGP1204.JPGの画像は、
8号車 クロ485−5
製造時形式車番、サロ181-1102、
新製落成日、1978(昭和53)年6月13日、新製配置、新潟、製造、日本車輌
一度目改造、サロ481-1502
改造施行日、1982(昭和57)年10月4日、改造工、盛岡工場
転属日、1985(昭和60)年3月3日、転属配置先、勝田
二度目改造、クハ481-1105
改造施行日、1990(平成3)年2月3日、改造工、郡山工場
三度目改造、
「485系せせらぎ化」
改造施行日、2001(平成13)年3月21日、改造工、大宮工場
転属日、2005(平成17)年12月10日、転属配置先、高崎
改造後、クハ485-703
「485系リゾートやまどり化」
改造施行日、2011(平成23)年2月10日、改造工、東急車輛
廃車日、2022(令和4)年12月28日、高崎
クロ484-7
5号車に連結されるT'sc車で、床下に160kVAのMGを搭載。
冷房装置はAU714を2基搭載している。
定員28名。
モロ484-11
6号車に連結されるM's車。
パンタグラフ(PS26-I)を屋根上に1基装備し、
取付部分は低屋根となっている。
冷房装置はAU714とNAU183を各1基搭載している。
定員28名。
モロ485-9
7号車に連結されるMs車で、制御装置(CS15F)を装備。
冷房装置はAU714を2基搭載している。
定員32名。
クロ485-5
8号車に連結されるTsc車で、床下に160kVAのMGを搭載。
冷房装置はAU714を2基搭載している。
定員28名。
485系 ジパング
東日本旅客鉄道(JR東日本)が2012年(平成24年)から保有している鉄道車両(電車)で、
ジョイフルトレインと呼ばれる車両の一種である。
485系電車を種車に改造され、
「東北地方の歴史と自然」と2011年(平成23年)に、
世界遺産に登録されたばかりの「平泉」への期待をデザインし、
「落ち着き」「重厚感の中にあるさりげない煌きらびやかさ」を、
テーマとしたジョイフルトレインで、
2012年(平成24年)4月から6月まで開催された
「いわてデスティネーションキャンペーン」に合わせた
JR東日本盛岡支社の新しい観光列車として同年4月1日より運行を開始した。
画像番号DSC 4355.JPGの画像は、
1号車 クハ484−704
製造時形式車番、クハ481-34、
新製落成日、1969(昭和44)年7月22日、新製配置、向日町、製造、東急大阪
転属日、1975(昭和50)年3月10日、転属配置先、鹿児島
転属日、1985(昭和60)年2月27日、転属配置先、勝田
転属日、1997(平成9)年12月19日、転属配置先、新前橋
「485系やまなみ化」
改造後、クロ484-6
改造施行日、1999(平成11)年3月31日、改造工、郡山工場
転属日、2005(平成17)年12月10日、転属配置先、高崎
「485系ジパング化」
改造後、クハ484-704
改造施行日、2012(平成24)年3月28日、改造工、郡山工場
転属日、2012(平成24)年3月28日、転属配置先、盛岡
廃車日、2021(令和3)年10月14日、盛岡
画像番号DSC 4368.JPGの画像は、
2号車 モハ485−3014
製造時形式車番、モハ485-1014、
新製落成日、1976(昭和51)年3月24日、新製配置、秋田、製造、東急車輌
転属日、1987(昭和62)年3月1日、転属配置先、南秋田
転属日、1988(昭和63)年3月13日、転属配置先、青森
「485系リニューアル3000番台化」
改造後、モハ485-3014
改造施行日、1998(平成11)年9月22日、改造工、土崎工場
「485系ジパング化」
改造後、モハ485-3014
改造施行日、2012(平成24)年3月28日、改造工、郡山工場
転属日、2012(平成24)年3月28日、転属配置先、盛岡
廃車日、2021(令和3)年10月14日、盛岡
画像番号DSC 4364.JPGの画像は、
3号車 モハ484−3014
製造時形式車番、モハ484-1014、
新製落成日、1976(昭和51)年3月24日、新製配置、秋田、製造、東急車輌
転属日、1987(昭和62)年3月1日、転属配置先、南秋田
転属日、1988(昭和63)年3月13日、転属配置先、青森
「485系リニューアル3000番台化」
改造後、モハ484-3014
改造施行日、1998(平成11)年9月22日、改造工、土崎工場
「485系ジパング化」
改造後、モハ484-3014
改造施行日、2012(平成24)年3月28日、改造工、郡山工場
転属日、2012(平成24)年3月28日、転属配置先、盛岡
廃車日、2021(令和3)年10月14日、盛岡
画像番号DSC 4358.JPGの画像は、
4号車 クハ485−704
製造時形式車番、クハ481-40、
新製落成日、1971(昭和46)年3月22日、新製配置、向日町、製造、日立製作所
転属日、1975(昭和50)年3月10日、転属配置先、鹿児島
転属日、1984(昭和59)年12月23日、転属配置先、仙台
転属日、1985(昭和60)年3月14日、転属配置先、勝田
転属日、1997(平成9)年12月19日、転属配置先、新前橋
「485系やまなみ化」
改造後、クロ485-4
改造施行日、1999(平成11)年3月31日、改造工、郡山工場
転属日、2005(平成17)年12月10日、転属配置先、高崎
「485系ジパング化」
改造後、クハ485-704
改造施行日、2012(平成24)年3月28日、改造工、郡山工場
転属日、2012(平成24)年3月28日、転属配置先、盛岡
廃車日、2021(令和3)年10月14日、盛岡
クハ485-704
奇数向(1号車、上野方)に連結される制御車で、
種車は「やまなみ」のクロ485-4。
床下に160kVAのMGとCPを装備している。
定員24名で、展望室の座席は定員外。
モハ485-3014
2号車に連結される中間電動車(M)で、
定員72名。
便所および洗面所は種車のリニューアル工事時に撤去されている。
冷房装置はAU13ENを5基搭載。
モハ484-3014
3号車に連結される中間電動車(M')で、
定員58名。
青森時代に車椅子対応の改造がなされ、
2位側に車椅子対応対応便所、
1位側に男子用便所と多目的室が設置されている。
1位側車端部の座席は車椅子スペースとして1人掛けとなっている。
冷房装置は種車のAU71A。
クハ484-704
偶数向(4号車、青森方)に連結される制御車で、
種車は「やまなみ」のクロ484-6。
床下に160kVAのMGとCPを装備している。
定員24名で、展望室の座席は定員外。
485系 彩(いろどり)
東日本旅客鉄道(JR東日本)が2006年以降に保有している鉄道車両(電車)で、
ジョイフルトレインと呼ばれる車両の一種である。
JR東日本長野支社では14系客車改造のジョイフルトレイン「浪漫」を、
1995年から保有していたが、老朽化の進行ならびに、
機関車牽引による運用効率の問題から廃車させることになり、
代替の後継車両として485系電車から改造されたのが「彩」である。
画像番号IMGP1248.JPGの画像は、
1号車 クロ481−5503
上り新宿向き(中央本線基準)の制御車。
座席車で回転リクライニングシートを山側1席9列+海側2席10列で定員29名。
運転室背後の談話スペースに冷蔵庫と電気ポットを設置し、
32Vの液晶モニタには前面展望映像も映し出すことも可能。
製造時形式車番、クハ481-1503、
新製落成日、1974(昭和49)年5月23日、新製配置、札幌、製造、川崎重工
転属日、1980(昭和55)年8月10日、転属配置先、青森
転属日、1986(昭和61)年10月28日、転属配置先、新潟
転属日、1986(昭和61)年11月1日、転属配置先、上沼垂
転属日、2004(平成16)年4月1日、転属配置先、新潟
転属日、2006(平成18)年5月24日、転属配置先、長野
改造後、クロ481-1503 「485系 彩(いろどり)化」
改造施行日、2007(平成19)年1月5日、改造工、大船工場
車番変更日、クハ481-5503、2015年6月29日。
直流固定化改造日、2015年7月1日、長野総合車両センター
廃車日、2017(平成29)年10月20日、長野
画像番号IMGP1247.JPGの画像は、
2号車 モロ484−5024
簡易コンパーメント車で定員28名。
1号車側寄りから、荷物置場・4人用簡易コンパーメント7室
冷蔵庫と電気ポット台・デッキ・トイレ洗面台の構造を持つ。
この車両のみコンパーメントは山側設置で海側が通路となり、
トイレも女性専用となる。
製造時形式車番、モハ484-1024、
新製落成日、1976(昭和51)年4月22日、新製配置、秋田、製造、日立製作所
転属日、1986(昭和61)年10月29日、転属配置先、新潟
転属日、1986(昭和61)年11月1日、転属配置先、上沼垂
転属日、2004(平成16)年4月1日、転属配置先、新潟
転属日、2006(平成18)年5月24日、転属配置先、長野
改造後、モロ484-1024 「485系 彩(いろどり)化」
改造施行日、2007(平成19)年1月5日、改造工、長野総合車両センター
車番変更日、モハ484-5024、2015年6月29日。
直流固定化改造日、2015年7月1日、長野総合車両センター
廃車日、2017(平成29)年10月20日、長野
画像番号IMGP1246.JPGの画像は、
3号車 モロ485−5024
簡易コンパーメント車で定員は28名。
2号車寄りから、冷蔵庫と電気ポット台・パウダールーム
4人用簡易コンパーメント7室・マッサージチェア・デッキ・トイレ洗面台の構造を持つ。
製造時形式車番、モハ485-1024、
新製落成日、1976(昭和51)年4月22日、新製配置、秋田、製造、日立製作所
転属日、1986(昭和61)年10月29日、転属配置先、新潟
転属日、1986(昭和61)年11月1日、転属配置先、上沼垂
転属日、2004(平成16)年4月1日、転属配置先、新潟
転属日、2006(平成18)年5月24日、転属配置先、長野
改造後、モロ485-1024 「485系 彩(いろどり)化」
改造施行日、2007(平成19)年1月5日、改造工、長野総合車両センター
車番変更日、モハ485-5024、2015年6月29日。
直流固定化改造日、2015年7月1日、長野総合車両センター
廃車日、2017(平成29)年10月20日、長野
画像番号IMGP1245.JPGの画像は、
4号車 モロ484−5007
フリースペースカーで定員は0名。
3号車寄りから、荷物置場・間仕切り可能の多目的室
テーブル4卓とソファのセット2組・デッキ・喫煙室の構造を持つ。
トイレ洗面台は未設置である。
またソファ部分の壁面には、32Vワイド液晶ディスプレイ
BOSE社製のスピーカー・カラオケ装置を搭載している。
製造時形式車番、モハ484-1007、
新製落成日、1976(昭和51)年2月25日、新製配置、秋田、製造、日立製作所
転属日、1986(昭和61)年10月29日、転属配置先、新潟
転属日、1986(昭和61)年11月1日、転属配置先、上沼垂
転属日、2004(平成16)年4月1日、転属配置先、新潟
転属日、2006(平成18)年5月24日、転属配置先、長野
改造後、モロ484-1007 「485系 彩(いろどり)化」
改造施行日、2007(平成19)年1月5日、改造工、長野総合車両センター
車番変更日、モハ484-5007、2015年6月29日。
直流固定化改造日、2015年7月1日、長野総合車両センター
廃車日、2017(平成29)年10月20日、長野
画像番号IMGP1244.JPGの画像は、
5号車 モロ485−5007
簡易コンパーメント車で定員は22名。
4号車寄りから、添乗員室・4人用簡易コンパーメント5室・車椅子対応座席2名分
車椅子対応トイレ・デッキ・男子用小トイレと洗面台ユニットで構成される。
製造時形式車番、モハ485-1007、
新製落成日、1976(昭和51)年2月25日、新製配置、秋田、製造、日立製作所
転属日、1986(昭和61)年9月27日、転属配置先、新潟
転属日、1986(昭和61)年11月1日、転属配置先、上沼垂
転属日、2004(平成16)年4月1日、転属配置先、新潟
転属日、2006(平成18)年5月24日、転属配置先、長野
改造後、モロ485-1007 「485系 彩(いろどり)化」
改造施行日、2007(平成19)年1月5日、改造工、長野総合車両センター
車番変更日、モハ485-5007、2015年6月29日。
直流固定化改造日、2015年7月1日、長野総合車両センター
廃車日、2017(平成29)年10月20日、長野
画像番号IMGP1243.JPGの画像は、
6号車 クロ481−5502
下り長野向き制御車。
座席車で1号車を反転させた構造のため山側2席10列+海側1席9列の定員29名となる。
トイレ洗面台を撤去したために1号車では
談話スペースに設置される冷蔵庫と電気ポットならびに荷物置場としている。
製造時形式車番、クハ481-1502、
新製落成日、1974(昭和49)年5月23日、新製配置、札幌、製造、川崎重工
転属日、1980(昭和55)年8月10日、転属配置先、青森
転属日、1986(昭和61)年9月19日、転属配置先、新潟
転属日、1986(昭和61)年11月1日、転属配置先、上沼垂
転属日、2004(平成16)年4月1日、転属配置先、新潟
転属日、2006(平成18)年5月24日、転属配置先、長野
改造後、クロ481-1502 「485系 彩(いろどり)化」
改造施行日、2007(平成19)年1月5日、改造工、長野総合車両センター
車番変更日、クハ481-5502、2015年6月29日。
直流固定化改造日、2015年7月1日、長野総合車両センター
廃車日、2017(平成29)年10月20日、長野
クロ481-5503
1号車(新宿方)に連結される制御車(Tsc)で、
イメージカラーはふじいろ、モチーフは長野県の花りんどう。
6号車を反転させた構造で、回転リクライニングシートは海側2席×10、
山側1席×9を設置。定員29名。前位寄りの談話室には6号車と同様に、
32インチのディスプレイを設けている(後に撤去)が、
後位側に便・洗面所を設置しているため、
冷蔵庫とポットは談話室内に設けている。
モハ484-5024
2号車に連結されるM's車。
イメージカラーはこきくちなし、モチーフは長野県の動物のカモシカ。
簡易コンパートメント車で、4人用を7ボックス配置しており定員28名。
3・5号車と異なり、1・3位側にコンパートメントが設置されている。
1位側に男子用小便所と小型洗面所、2位側に女性専用便所を設置し、
客室内は前位側に冷蔵庫およびポットを、後位側に荷物置場を設置している。
モハ485-5024
3号車に連結される中間電動車(Ms)。
イメージカラーはときいろ、モチーフは長野県の特産農産物であるりんご。
簡易コンパートメント車で、
2・4位側に4人掛けボックスシート7ボックスを配置しており、
定員は28名。
前位側に男子用小便所、洗面所を設置、
客室内2位側にマッサージチェア(後に撤去)、
3位側に冷蔵庫、ポット、4位側にパウダールームを設置している。
モハ484-5007
パングラフを持つ中間電動車(M's)で、4号車に連結される。
イメージカラーはびゃくぐん、モチーフは信州の自然。
定員を持たないフリースペースカーで、 便・洗面所は撤去され、
前位(2位)側に喫煙室を設置(写真手前の窓が新設されている部分)、
車内は出入台側壁面にカラオケ装置を、
両側に32インチの液晶ディスプレイを設置している(後に撤去)。
フリースペースはソファ、テーブルを配置し、
後位側は多目的室と荷物置場を設けている。
パンタグラフは中央東線の狭小区間に対応するため、
シングルアーム式のPS32を前位側に搭載している。
モハ485-5007
5号車に連結される中間電動車(Ms)で、
イメージカラーはふじいろ、号車表示の横には、
長野県の特産品であるぶどうのモチーフを掲示している。
簡易コンパーメント車で、
客室は2・4位側に4人掛け5ボックスと車椅子スペースに、
隣接する2人掛け1ボックスを配置し、定員は22名。
前位側に男子用小便所、洗面所を設置、
側出入口は車椅子対応として1,000mm幅に拡幅されている。
出入台の内側部分の窓が片側1枚半ずつ埋められ、
2位側に車椅子対応便所が設置された。
また、後位側には添乗員室(4位)を設置している。
クロ481-5502
6号車(長野方)に連結される制御車(Tsc)で、
イメージカラーはときいろ、モチーフはカーネーション。
回転リクライニングシートの座席車で、
山側2席×10、海側1席×9の定員29名。
前位寄りにソファとテーブルを配した談話室を設置し、
32インチの液晶ディスプレイでは、
運転台前方の景色を楽しむことができる(後に撤去)。
後位側出入台の横には冷蔵庫とポット(3位側)、
荷物置場(4位側)を設置している。