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FH5 

FH158 

FH160 

FH161

FH178 

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EF81形交直流電気機関車
日本国有鉄道(国鉄)が1968年(昭和43年)から、
製造した交流直流両用電気機関車である。
国鉄分割民営化後にも、日本貨物鉄道(JR貨物)が1989年(平成元年)から追加製造した。

39 - 136 号機
1972年(昭和47年) - 1977年(昭和52年)に製作された。
主制御器や主抵抗器・単位スイッチなど内部機器の仕様を改良し、
運転台は計器盤などの操作機器や内装に人間工学に基づく改良がなされた。
本区分以降、20系客車用のKE59形ジャンパ連結器は廃止されている。
外観上は正面の通風孔がなくなり、
屋根上の機器カバー形状が変更された。
標識灯は電球交換を車体外側から行う「外ハメ式」に変更し小型化した。
車両番号は文字表記を一体化したブロックプレートとされた。
47号機以降は電暖表示灯の電球交換を車体内側から行う方式に改めた。
外観上では47 - 126号機が縦長の台形、127 - 136号機が小型の台形の外観になっている。
75号機以降は抵抗バーニア制御器が設計変更され、
一部機器の非PCB化が行われた。
また空転検出方式の改良が行われ、
空転検出用のマグアンプが3個から6個になり、
各軸独立した形になった。
外観上では、屋根上の抵抗器の脱着変更方式の変更によって、
車体高が30mm高くなっている。
また、133号機から136号機は、
上越線運用対応の為137号機以降に準じた改造を受けている。

75 - 93号機
日本海縦貫線フレートライナー増発用(7両)、上野 - 秋田間寝台列車増発用(1両)、
東北本線フレートライナー増発用及び補機増強用(11両)を名目として、
昭和48年度民有で製造された。
75 - 78号機は酒田機関区に、79 - 81号機は富山第二機関区に、
82 - 93号機は田端機関区に配置された。
抵抗バーニア制御器がCS36BからCS36Cに変更され、一部機器の非PCB化が行われた。
また空転検出方式の改良が行われ、空転検出用のマグアンプが3個から6個になり、
各軸独立した形になった。
外観上では、屋根上の抵抗器の脱着変更方式の変更によって、
車体高が30mm高くなっている。

画像番号画像番号FH5.JPGの画像は、
EF81−79号機(田端) 赤2号北斗星塗装機
転属日、1980(昭和55)年、転属配置先、内郷
転属日、1984(昭和59)年、転属配置先、田端
廃車日、2011(平成23)年6月4日、田端

画像番号IMG 8959.JPGの画像は、
EF81−79号機(田端) カシオペア塗装機

画像番号DSC 8095.JPGの画像は、
EF81−81号機(田端) 旧お召塗装機
新製落成日、1973(昭和48)年9月7日、新製配置、富山二、製造、日立製作所
転属日、1979(昭和54)年5月27日、転属配置先、内郷
転属日、1984(昭和59)年2月1日、転属配置先、田端

画像番号IMG 2860.JPGの画像は、
EF81−81号機(田端) 赤2号北斗星塗装機

画像番号FH158.JPGの画像は、
EF81−84号機(田端) 赤2号塗装機
新製落成日、1973(昭和48)年9月20日、新製配置、田端、製造、日立製作所 
転属日、1979(昭和54)年、転属配置先、内郷
転属日、1984(昭和59)年2月1日、転属配置先、田端
廃車日、2010(平成22)年8月10日、田端

画像番号FH178.JPGの画像は、
EF81−87号機(田端) 赤2号北斗星塗装機
新製落成日、1973(昭和48)年7月27日、新製配置、田端、製造、三菱
廃車日、2012(平成24)年1月10日、田端

画像番号FH161.JPGの画像は、
EF81−89号機(田端) 赤2号北斗星塗装機
新製落成日、1973(昭和48)年8月24日、新製配置、田端、製造、三菱
廃車日、2009(平成21)年9月27日、田端

画像番号IMG 0868.JPGの画像は、
EF81−90号機(田端) 赤2号塗装機
新製落成日、1973(昭和48)年9月5日、新製配置、田端、製造、三菱電機
廃車日、2010(平成22)年4月18日、田端

画像番号IMG 2184.JPGの画像は、
EF81−91号機(田端) 赤2号塗装機
新製落成日、1974(昭和48)年9月7日、新製配置、田端、製造、三菱電機
廃車日、2010(平成22)年12月8日、田端

94 - 105号機
常磐線経由上野 - 青森間寝台特急増発用および日本海縦貫線用を名目として、
昭和48年度第3次民有で94 - 100号機が製造された。
94号機は田端機関区に、95 - 97号機は富山第二機関区に、
98 - 100号機は酒田機関区に配置された。
加えて、湖西線山科 - 近江塩津先行手配車を名目として、
昭和48年度第1次債務で101 - 105号機が製造された。
全機が敦賀第二機関区に配置された。
運転台の暖房・扇風機に改良が加えられ、乗務員の環境改善が図られた。

画像番号IMG 8984.JPGの画像は、
EF81−95号機(田端) レインボー塗装機
新製落成日、1974(昭和49)年3月8日、新製配置、富山二、製造、日立製作所
転属日、1980(昭和55)年10月21日、転属配置先、田端

画像番号DSC 8092.JPGの画像は、
EF81−97号機(田端) 赤2号北斗星塗装機
新製落成日、1974(昭和49)年3月14日、新製配置、富山ニ、製造、日立製作所
転属日、1975(昭和50)年3月10日、転属配置先、敦賀第二
転属日、1980(昭和55)年10月27日、転属配置先、内郷
転属日、1982(昭和57)年11月15日、転属配置先、田端
転属日、2018(平成30)年7月11日、転属配置先、長岡

画像番号DSC 8848.JPGの画像は、
EF81−97号機(長岡) 赤13号塗装機

画像番号DSC 7226.JPGの画像は、
EF81−98号機(田端) 赤2号北斗星塗装機
新製落成日、1974(昭和49)年3月16日、新製配置、酒田、製造、日立製作所
転属日、1984(昭和60)年3月14日、転属配置先、長岡
転属日、1993(平成5)年8月25日、転属配置先、田端


106 - 126号機
湖西線開業用を名目として、
昭和48年度第2次債務および昭和49年度第1次民有で製造された。
全機が敦賀第二機関区に配置された。
直流避雷器がLA15Dに変更された。

画像番号FH160.JPGの画像は、
EF81−115号機(富山) 赤13号塗装機
新製落成日、1974(昭和49)年7月26日、新製配置、敦賀二、製造、三菱
転属日、1984(昭和59)年2月1日、転属配置先、富山第二
転属日、1987(昭和62)年4月1日、転属配置先、JR貨物富山
車体更新工事、施行日、2002(平成14)年3月25日、施行所 金沢
2012年5月、115号機から715号機へ改番。
2019年度に廃車


130 - 134号機
新潟地区旧型直流機の形式改善を名目として、
昭和49年度第2次民有で製造された。
全機が酒田機関区に配置された。
設計変更は避雷器などの細部改良にとどまり、
前ロットとの大きな差異は見られない。

画像番号DSC 7403.JPGの画像は、
EF81−133号機(田端) 赤2号北斗星塗装機
新製落成日、1976(昭和51)年9月7日、新製配置、酒田、製造、日立製作所
転属日、1985(昭和60)年3月14日、転属配置先、長岡
転属日、1994(平成5)年11月19日、転属配置先、田端
廃車日、2022(令和4)年3月22日、田端

画像番号DSC 0642.JPGの画像は、
EF81−134号機(長岡) 赤2号塗装機
新製落成日、1976(昭和51)年9月10日、新製配置、酒田、製造、日立製作所
転属日、1985(昭和60)年3月14日、転属配置先、長岡
転属日、1998(平成10)年3月14日、転属配置先、青森
転属日、2002(平成14)年9月6日、転属配置先、長岡


135・136号機
1975年10月に発生したEF62形の脱線による事故廃車の補充用を名目として、
昭和50年度第3次債務で製造された。
台車のブレーキてこ比、金具、リード線などに小変更があったが、
前ロットとの大きな差異は見られない。
なお133号機から136号機は、
上越線運用対応として137号機以降に準じた改造を受けている。

画像番号DSC 7715.JPGの画像は、
EF81−136号機(秋田)赤2号塗装機
新製落成日、1977(昭和52)年1月31日、新製配置、酒田、製造、三菱電機
転属日、1984(昭和59)年3月14日、転属配置先、長岡
転属日、1998(平成10)年3月14日、転属配置先、青森
転属日、2016(平成28)年2月2日、転属配置先、秋田


137 - 152 号機
1979年(昭和54年)に製作された。
新潟地区EF15形置き換え用を名目として、
昭和53年度第1次民有で製造された。全機が東新潟機関区に配置された。
136号機までと比較すると数多くの設計変更点が見られる。
車体構造が変更され、前面窓上には一体型の庇が設けられた。
車両番号板はエッチング仕上げである。
主電動機は電機子軸の強化を目的に径を従来の120mmから130mmに太くしたMT52Bに、
抵抗バーニア制御器、
界磁・転換制御器は無給油タイプ(抵抗バーニア制御器は形式名をCS36Dに改めたが、
界磁・転換制御器はSC37Bのままとされた)に変更した。
また、主シリコン整流器もRS36Cに変更され、
メンテナンスフリー化および絶縁対策も強化された。
台車は一般圧延鋼板から溶接構造用圧延鋼材へ材質が変更された。
このほか、直流避雷器がLA16に変更され、新たに電気式速度計SRD-60が採用された。

画像番号DSC 0484.JPGの画像は、
EF81−139号機(田端) 赤2号塗装機
新製落成日、1979(昭和54)年4月24日、新製配置、東新潟、製造、日立製作所
転属日、1985(昭和60)年3月14日、転属配置先、長岡
転属日、1998(平成10)年3月14日、転属配置先、青森
転属日、2016(平成28)年3月26日、転属配置先、秋田
転属日、2017(平成29)年3月4日、転属配置先、田端

画像番号DSC 5379.JPGの画像は、
EF81−140号機(長岡) 赤2号塗装機
新製落成日、1979(昭和54)年4月28日、新製配置、東新潟、製造、日立製作所
転属日、1993(平成5)年10月8日、転属配置先、長岡

画像番号DSC 7102.JPGの画像は、
EF81−141号機(長岡) 赤2号塗装機
新製落成日、1979(昭和54)年5月16日、新製配置、東新潟、製造、日立製作所
転属日、1993(平成5)年9月16日、転属配置先、長岡