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FH131 

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FH133  

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FH150 

FH153  

FH154 

FH156 

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FH0342 

FH0341 

 



ED75形電気機関車
日本国有鉄道(国鉄)が1963年から製造した交流用電気機関車である。
1963年に常磐線が平駅(現・いわき駅)まで交流電化開業するのに伴い、
広汎な運用に供するため汎用性を重視して設計された機関車である。
投入開始以来、当初構想の東北・常磐地区のほか、
北海道や九州にも投入され、
事実上の標準型として1976年までに総数302両が製造された。
特急列車から一般貨物列車まで幅広く運用されたが、
1980年代以降はEF81形の運用拡大、
夜行客車列車や貨物列車の削減、
普通客車列車の電車化・気動車化などによって運用が減少し、
JR移行時には初期車を中心に大量の廃車が発生した。
その直後、廃車となった一部の車両が、
日本貨物鉄道(JR貨物)の輸送量増大に対応するため、
車籍を復活して運用に就いたが、
その後はEH500形の増備によって淘汰が進んでいる。

基本番台(M形)
50 - 100号機
東北本線盛岡駅電化に際し1965年から製造された。
耐寒耐雪装備を強化し、正面窓には保護柵とツララ切りが設けられ、
外観の印象が一変している。
黒磯駅構内で発生しうる直流電化区間誤進入時の機器保護のため、
主回路にヒューズを設けた。
1966年製造の85号機以降は、暖房器強化・床下のリアクトル冷却風循環化など、
耐寒・耐雪性能の改善が図られている。
外観では、後部標識板の廃止に伴い、尾灯に飾りリングが付いた。
JRに引き継がれたのは復活機を含めてこのグループ以降となる。

画像番号IMG 0110.JPGの画像は、
ED75−90号機
新製落成日、1966(昭和41)年8月27日、新製配置、仙台、製造、日立
転属日、1968(昭和62)年4月1日、転属配置先、長町
転属日、1987(昭和62)年4月1日、転属配置先、JR貨物長町
廃車日、2008(平成20)年3月14日、JR貨物仙台 

画像番号FH0151.JPGの画像は、
ED75−93号機
新製落成日、1966(昭和41)年9月22日、新製配置、仙台、製造、日立
転属日、1987(昭和62)年4月1日、転属配置先、JR貨物長町
廃車日、2003(平成15)年2月12日、JR貨物仙台 

画像番号FH0179.JPGの画像は、
ED75−97号機
新製落成日、1966(昭和41)年8月26日、新製配置、仙台、製造、三菱
転属日、1987(昭和62)年4月1日、転属配置先、JR貨物長町
廃車日、2008(平成20)年3月31日、JR貨物仙台 


101 - 160号機
1967年から製造された。
ツララ切りが省略され、初期車に近い外観であるが、
飾りリング付き尾灯と平面スカートを持つ。
床下には空気ブレーキ装置を収めるヒータ付の機器保温箱と、
大型のリアクトル排風ダクトを装備した。
主電動機は改良型のMT52A形を搭載する。
1968年製造の132号機以降はブレーキ倍率が変更され、
騒音低減のため、電動送風機をターボファンに変更している。
※120号機は1970年、121号機は1984年、
144号機は1974年にお召し列車牽引の実績がある。

画像番号IMG 3870.JPGの画像は、
ED75−111号機
新製落成日、1967(昭和42)年9月13日、新製配置、長町、製造、東芝
転属日、1987(昭和62)年4月1日、転属配置先、JR貨物長町
廃車日、2008(平成20)年11月18日、JR貨物仙台 

画像番号IMG 0098.JPGの画像は、
ED75−113号機
新製落成日、1967(昭和42)年9月23日、新製配置、長町、製造、東芝
転属日、1987(昭和62)年4月1日、転属配置先、JR貨物長町
車体更新工事、施行日、2000(平成12)年3月13日、施行所、土崎工場
廃車日、2012(平成24)年4月21日、JR貨物仙台 

画像番号IMG 0096.JPGの画像は、
ED75−114号機
新製落成日、1967(昭和42)年9月25日、新製配置、長町、製造、東芝
転属日、1987(昭和62)年4月1日、転属配置先、JR貨物長町
車体更新工事、施行日、2000(平成12)年3月13日、施行所、土崎工場
廃車日、2012(平成24)年4月27日、JR貨物仙台 

画像番号IMG 2749.JPGの画像は、
ED75−136号機
新製落成日、1968(昭和43)年9月10日、新製配置、盛岡、製造、日立製作所
転属日、1987(昭和62)年4月1日、転属配置先、JR貨物盛岡
転属日、1988(昭和63)年3月14日、転属配置先、JR貨物長町
廃車日、2007(平成19)年9月19日、JR貨物仙台 

画像番号IMG 0100.JPGの画像は、
ED75−140号機
新製落成日、1968(昭和43)年9月8日、新製配置、盛岡、製造、東芝
転属日、1987(昭和62)年4月1日、転属配置先、JR貨物盛岡
車体更新工事、施行日、2000(平成12)年2月14日、施行所、土崎工場
転属日、2008(平成20)年4月1日、転属配置先、JR貨物仙台
廃車日、2012(平成24)年5月25日、JR貨物仙台 

画像番号IMG 0102.JPGの画像は、
ED75−143号機
新製落成日、1968(昭和43)年5月7日、新製配置、福島、製造、三菱
転属日、1968(昭和62)年4月1日、転属配置先、JR貨物盛岡
車体更新工事、施行日、2001(平成13)年2月17日、施行所、土崎工場
転属日、2008(平成20)年4月1日、転属配置先、JR貨物仙台
廃車日、2012(平成24)年6月1日、JR貨物仙台 


700番台
「あけぼの」奥羽本線・羽越本線用の耐雪・耐塩害対策装備機として、
1971年から1976年までに91両(701 - 791号機)が製造された。
東北日本海側の電化にあたっては、
冬季の強い北西風による塩害が懸念された。
基本番台では屋根上に配置した特別高圧機器を室内配置に変更し、
これの艤装空間確保のため機器室内の電装系部品は小型軽量化された。
主変圧器はED76形500番台のものを基本にタップ切換器との、
ユニット化・列車暖房回線の追加がなされ、
特高回路遮断器・交流回路用単位スイッチ・継電器などは、
真空式に変更して重量増加を抑えた。
これにより無接点・無電弧化も進み、メンテナンスフリーが図られた。
1972年製の735号機以降は単機増圧ブレーキが追加され、
同年製の738号機以降はパンタグラフの断路器を変更している。
車体は正面下部の通風孔を廃止し、
飾り帯は塩害などによる腐食対策のためメタリック塗装に、
尾灯は電球交換の容易な外ハメ式に変更された。
パンタグラフは耐雪性を考慮し、小型の下枠交差式PS103形を採用する。
運転席の操作機器類は人間工学の考え方を採り入れ、
黒色の計器盤にメーター類を横一列に配置するなど、
視認性や操作性を重視したものに一新された。
製造当初から全機を秋田機関区(現・秋田車両センター)に配置し、
奥羽本線と羽越本線で使用した。
後年のEF81形増備や老朽化したED71形置換え用として、
1980年から一部が福島機関区に転属し、
東北本線でも使用されるようになる。
1986年には青函トンネル専用機のED79形に34両が改造された。
かつては特異機としてジョイフルトレイン「オリエントサルーン」用に、
塗装変更したものが延べ5両存在したが、
2005年の767号機の入場・一般色化に伴って消滅した。

画像番号FH166.JPGの画像は、
ED75−705号機
新製落成日、1971(昭和46)年7月14日、新製配置、秋田、製造、日立製作所
転属日、1984(昭和59)年2月1日、転属配置先、福島
転属日、1991(平成3)年3月16日、転属配置先、青森東
転属日、1996(平成8)年3月30日、転属配置先、青森
廃車日、1997(平成9)年1月23日、青森 

画像番号FH159.JPGの画像は、
ED75−711号機 オリエントサルーン塗装
新製落成日、1971(昭和46)年9月10日、新製配置、秋田、製造、日立
転属日、1984(昭和59)年2月5日、転属配置先、福島
転属日、1986(昭和61)年5月1日、転属配置先、秋田
転属日、1986(昭和61)年11月1日、転属配置先、福島
転属日、1993(平成5)年9月7日、転属配置先、青森東
廃車日、1994(平成6)年2月11日、青森東 

画像番号FH131.JPGの画像は、
ED75−739号機 
新製落成日、1972(昭和47)年4月4日、新製配置、秋田、製造、東芝
転属日、1980(昭和55)年10月4日、転属配置先、福島
転属日、1993(平成5)年9月7日、転属配置先、青森東
転属日、1996(平成8)年3月30日、転属配置先、青森
廃車日、1997(平成9)年2月21日、青森 

画像番号FH119.JPGの画像は、
ED75−751号機 オリエントサルーン塗装
新製落成日、1972(昭和47)年7月29日、新製配置、秋田、製造、東芝
転属日、1993(平成5)年12月1日、転属配置先、青森東
転属日、1996(平成8)年3月30日、転属配置先、青森
廃車日、2002(平成14)年9月12日、青森 

画像番号DSC 2103.JPGの画像は、
ED75−757号機
新製落成日、1972(昭和47)年9月5日、新製配置、秋田、製造、東芝
転属日、1993(平成5)年12月1日、転属配置先、青森東
転属日、1996(平成8)年3月30日、転属配置先、青森
転属日、2008(平成20)年4月1日、転属配置先、仙台

画像番号DSC 2028.JPGの画像は、
ED75−758号機
新製落成日、1972(昭和47)年9月23日、新製配置、秋田、製造、東芝
転属日、1993(平成5)年12月1日、転属配置先、青森東
転属日、1996(平成8)年3月30日、転属配置先、青森
転属日、2008(平成20)年4月1日、転属配置先、仙台

画像番号DSC 4838.JPGの画像は、
ED75−759号機
新製落成日、1972(昭和47)年9月24日、新製配置、秋田、製造、東芝
転属日、1993(平成5)年12月1日、転属配置先、青森東
転属日、1996(平成8)年3月30日、転属配置先、青森
転属日、2008(平成20)年4月1日、転属配置先、仙台

画像番号FH133.JPGの画像は、
ED75−762号機
新製落成日、1975(昭和50)年9月9日、新製配置、秋田、製造、東芝
転属日、1995(平成7)年10月19日、転属配置先、青森東
転属日、1996(平成8)年3月30日、転属配置先、青森
廃車日、2003(平成15)年7月2日、青森 

画像番号FH126.JPGの画像は、
ED75−766号機 オリエントサルーン塗装
新製落成日、1975(昭和50)年9月19日、新製配置、秋田、製造、三菱
転属日、1995(平成7)年10月21日、転属配置先、青森東
転属日、1996(平成8)年3月30日、転属配置先、青森
廃車日、2001(平成13)年8月7日、青森 

画像番号CIMG1418.JPGの画像は、
ED75−767号機 元オリエントサルーン塗装
新製落成日、1975(昭和50)年10月3日、新製配置、秋田、製造、日立
1987(昭和62)年3月1日、南秋田運転所に改称
転属日、1997(平成9)年10月3日、転属配置先、青森
全検時にオリエントサルーン塗色に変更、
1998(平成10)年6月9日、施行工、土崎工
転属日、2002(平成14)年12月1日、転属配置先、南秋田
2005年の767号機の入場・一般色化(赤2号)に伴って消滅。

画像番号FH342.JPGの画像は、
ED75−767号機 元オリエントサルーン塗装時代


1000番台(P形)
東北本線全線電化に合わせ、
1968年から1976年までに39両(1001 - 1039号機)が製造された。
高速貨物列車および20系寝台特急客車牽引に対応した高速運転用の区分である。
コキ10000系コンテナ車や20系客車が標準で装備する電磁ブレーキを操作するため、
元空気溜引通しと電磁ブレーキ指令回路を追加し、
ブレーキ増圧装置を搭載している。
10000系貨車が装備するTR203形台車の空気バネに圧縮空気を供給することも可能である。
さらに20系客車との連絡用電話回路が設置されている。
床下の機器保温箱と平滑リアクトル排風ダクトは101号機以降と同様の大型のものを設け、
空気配管は耐雪カバーに収められた。
1973年製の1026号機からは尾灯を外ハメ式に変更したほか、
前面飾り帯の素材変更およびメタリック塗装化、
前面通風口の廃止・ブロック式ナンバープレートの採用などで、
前面形状は700番台に近い意匠になっている。
「ゆうづる」「あけぼの」「北星」などの20系寝台特急と、
10000系貨車で組成された高速貨物列車Aに限定運用されたが、
牽引機に特殊な装備を必要としない14系・24系客車の投入や20系客車の改造[5]が進むと、
寝台特急運用は一般機と区別なく運用されるようになった。
10000系貨車で組成された高速貨物列車Aの限定運用は、
同貨車の老朽化によりブレーキを改造し、
100km/h走行を可能にしたコキ50000形250000番台が投入されると、
この専用編成を牽引するため、
当番台に限り1988年に常用ブレーキ促進装置の取付などの対応改造が、
なされ引き続いて限定運用が組まれている。
JR化後投入された電磁ブレーキを持つコキ100系貨車による
高速貨物列車Aについても当番台による限定運用が組まれている。
本区分のうち東日本旅客鉄道(JR東日本)に継承された車両は、
東北本線客車列車運用の末期に、
使用頻度の低い電磁ブレーキ指令回路を閉塞して、
代わりに側扉閉パイロットランプ回路用のジャンパ栓受が設置された。
当該車両の一部はのちにJR貨物へ移籍し、その後も運用中である。
1977年には1027号機がお召し列車を牽引、
1001号機と1003号機は予備機として整備された。
なお、1003号機と1025号機は国鉄時代の事故で廃車となっている。

画像番号IMG 0270.JPGの画像は、
ED75−1004号機
新製落成日、1968(昭和43)年7月12日、新製配置、青森、製造、日立製作所
転属日、1987(昭和62)年4月1日、転属配置先、JR貨物盛岡
転属日、1999(平成11)年4月1日、転属配置先、JR貨物長町
車体更新工事、施行日、2001(平成13)年11月2日、施行所 土崎工場
廃車日、2008(平成20)年4月1日、JR貨物仙台 

画像番号FH0341.JPGの画像は、
ED75−1004号機 試験塗装時代 パンダ

画像番号IMG 3868.JPGの画像は、
ED75−1006号機
新製落成日、1968(昭和43)年7月18日、新製配置、青森、製造、日立製作所
転属日、1987(昭和62)年4月1日、転属配置先、JR貨物盛岡
車体更新工事、施行日、1993(平成5)年5月27日、施行所 郡山工場
転属日、1999(平成11)年4月1日、転属配置先、JR貨物長町
廃車日、2008(平成20)年4月1日、JR貨物仙台 

画像番号IMG 3139.JPGの画像は、
ED75−1013号機
新製落成日、1968(昭和43)年5月14日、新製配置、青森、製造、東芝
転属日、1980(昭和55)年10月8日、転属配置先、福島
転属日、1987(昭和62)年4月1日、転属配置先、JR貨物長町
転属日、1988(昭和63)年3月14日、転属配置先、JR貨物盛岡
車体更新工事、施行日、1997(平成9)年10月7日、施行所工場郡山工場
転属日、1999(平成11)年4月1日、転属配置先、JR貨物長町
廃車日、2009(平成21)年3月31日、JR貨物仙台
 
画像番号IMG 3449.JPGの画像は、
ED75−1015号機
新製落成日、1968(昭和43)年5月16日、新製配置、福島、製造、東芝
転属日、1986(昭和61)年11月1日、転属配置先、青森
転属日、1987(昭和62)年4月1日、転属配置先、JR貨物盛岡
転属日、1999(平成11)年4月1日、転属配置先、JR貨物長町
車体更新工事、施行日、2001(平成13)年10月13日、施行所、土崎工場
廃車日、2008(平成20)年4月1日、JR貨物仙台 

画像番号IMG 3796.JPGの画像は、
ED75−1021号機
新製落成日、1970(昭和45)年3月13日、新製配置、青森、製造、東芝
転属日、1987(昭和62)年4月1日、転属配置先、JR貨物盛岡
車体更新工事、施行日、1997(平成9)年9月25日、施行所、郡山工場
転属日、1999(平成11)年4月1日、転属配置先、JR貨物長町
廃車日、2008(平成20)年4月1日、JR貨物仙台 

画像番号IMG 8631.JPGの画像は、
ED75−1028号機(レインボー色)
新製落成日、1973(昭和48)年8月31日、新製配置、青森、製造、東芝
転属日、1987(昭和62)年4月1日、転属配置先、JR貨物盛岡
車体更新工事、施行日、1998(平成10)年2月26日、施行所、郡山工場
転属日、1999(平成11)年4月1日、転属配置先、JR貨物長町
廃車日、2009(平成21)年3月31日、JR貨物仙台 

画像番号IMG 2988.JPGの画像は、
ED75−1033号機
新製落成日、1974(昭和49)年3月8日、新製配置、青森、製造、東芝
転属日、1987(昭和62)年4月1日、転属配置先、青森東
廃車日、2001(平成13)年10月12日、青森 

画像番号IMG 0104.JPGの画像は、
ED75−1034号機
新製落成日、1974(昭和49)年3月14日、新製配置、青森、製造、東芝
転属日、1987(昭和62)年4月1日、転属配置先、青森東
2001(平成13)年10月12日、JR貨物譲渡、青森東(JR貨物青森総合鉄道部)
転属日、2008(平成20)年4月1日、転属配置先、JR貨物仙台
廃車日、2012(平成24)年4月20日、JR貨物仙台 

画像番号IMG 2988.JPGの画像は、
ED75−1039号機
新製落成日、1976(昭和51)年11月11日、新製配置、青森、製造、東芝
転属日、1987(昭和62)年4月1日、転属配置先、青森東
2001(平成13)年10月12日、JR貨物譲渡、青森東(JR貨物青森総合鉄道部)
転属日、2008(平成20)年4月1日、転属配置先、JR貨物仙台
廃車日、2011(平成24)年3月12日、JR貨物仙台


ED77形電気機関車
日本国有鉄道(国鉄)が、磐越西線郡山 - 喜多方間電化開業にため、
1967年(昭和42年)より製造した交流用電気機関車である。
交流電気機関車の事実上の標準形式となった
ED75形の仕様を基に軸重制限のある磐越西線への入線と、
サイリスタ位相制御の実用化がなされたのが本形式である。

画像番号FH0150.JPGの画像は、
ED77−14号機
新製落成日、1967(昭和42)年6月16日、新製配置、福島、製造、三菱電機・三菱重工
転属日、1987(昭和62)年4月1日、転属配置先、JR東日本福島運転所
転属日、1993(平成5)年9月7日、転属配置先、仙台電車区
廃車日、1993(平成5)年11月1日、仙台電車区


ED78形交流電気機関車
日本国有鉄道(国鉄)の交流電気機関車である。
1968年の奥羽本線米沢 - 山形間交流電化ならびに、
既存の直流電化区間であった福島 - 米沢間の交流電化切替に伴い、
急勾配を有する板谷峠の通過対策を主として開発された交流電気機関車である。
板谷峠は約33‰の平均勾配を有し、
碓氷峠・瀬野八と並ぶ急勾配区間である。

画像番号FH153.JPGの画像は、
ED78−2号機 
新製落成日、1968(昭和43)年6月25日、新製配置、福島、製造、日立製作所水戸工場
転属日、1987(昭和62)年4月1日、転属配置先、JR東日本福島運転所
転属日、1993(平成5)年9月7日、転属配置先、仙台電車区
廃車日、2000(平成12)年1月10日、仙台電車区

画像番号FH154.JPGの画像は、
ED78−12号機 
新製落成日、1980(昭和55)年9月10日、新製配置、福島、製造、日立製作所水戸工場
転属日、1987(昭和62)年4月1日、転属配置先、JR東日本福島運転所
転属日、1993(平成5)年9月7日、転属配置先、仙台電車区
廃車日、2000(平成12)年7月7日、仙台電車区


EF71形
日本国有鉄道(国鉄)が製造した交流電気機関車である。
1968年の奥羽本線米沢 - 山形間交流電化ならびに既存の直流電化区間であった
福島 - 米沢間の交流電化切替に伴い、
急勾配を有する板谷峠での牽引定数を極力確保する必要から、
EF70形に続く動軸6軸の「F形」として開発された形式が本形式である。
1968年から1970年にかけて製造された1次形と、
1973年に製造された2次形に分類される。

画像番号IMGP1056.JPGの画像は、
EF71−6号機
新製落成日、1968(昭和43)年7月2日、新製配置、福島、製造、三菱電機・三菱重工
転属日、1987(昭和62)年4月1日、転属配置先、JR東日本福島運転所
転属日、1993(平成5)年9月7日、転属配置先、仙台電車区
廃車日、1993(平成5)年7月1日、仙台電車区